日本政府はCOVID-19に対して、ノーガード戦法を取ることにしたのかもしれません。

趣味を作ることが趣味の、はしびろこうです。
実は、この記事を書くまでに3つほどボツにした記事がありまして。
というのも、”日本政府はもしかして・・・?”というのに思いあたったもので。
何に思い当たったかはタイトルを見ていただければわかると思いますが。
そうなると、今までの私の記事は単なる道化と化すわけですね。
では、こう日本政府が思ってますよ、と言ってしまうと、日本政府の邪魔をすることになるかもしれず。
かといって、そういうことを知らされずに日本人が新型コロナにかかっていくことを、黙って指をくわえてみているのが正しいのか、とか。
記事を書いては没にし、また書いては没にし、の繰り返しで1種間ほど経ちました。

で、結論としては、やっぱり書くことにしたのですが。
ただし、できるだけドライに、機械的に、感情をなくして、としました。
まあ、やっぱり出てしまうところはありましたが、極力色を付けない方向で書けたと思います。
それでは早速本題に移りましょう。

あまりに鈍い日本政府の動き。不自然だと考えます。

現状で一般人としては、COVID-19が流行していると感じでいると思います。
そして、世界的に見て、日本ほど何もしていない国はないように思います。
そう、最初からノーガードで集団免疫による解決を取ろうとした、スウェーデンですら、様々な制限をして対策を取っているとのことです。
スウェーデンは、ロックダウンしなかっただけで、他の対策は採っていたんですね。
ちなみに、日本もロックダウンしていません。
緊急事態宣言は、あくまでも要請や指示であり、防滴までな強制力はありませんでした。
それでもなんとか、あの時を乗り切って、ここまで来ました。
そして、その時よりも数値上ではるかに多い感染者が出てもなお。
未だに政府は有効と思われる対策をなんらと採っていません。

コスモス色の未来を目指すには、時すでに遅しかもしれません。

私はこれまで、ない知恵を絞って、コスモス色の未来を掴み取る方法について、お伝えしてきました。(こちらの記事をご参照ください)
しかし、以前お伝えしたこの記事にあるように、正しい対処法は、時と共に変化します。
4色のうち、灰色とコスモス色を選択できるのは、感染の拡大が初期の段階と考えます。
すでに感染爆発の中心が日本に数カ所ある状態では、この2色を取る意味がないのです。
なので、日本は残りの2色、白色か黒色を選択するのでしょう。
しかし、白色、つまり完全自粛策を採る事はないでしょう。
経済死が待っているので。
残るは黒色。
つまりノーガード・ヒャッハー戦法です。
ちなみに、黒色というのはちょっといろいろと問題があると思いましたので、ノーガード・ヒャッハー戦法で統一していきます。

ノーガード戦法にも一応戦略はあります。それは集団免疫の獲得です。

多くの人に突っ込まれるでしょう。
私も突っ込みを入れたいくらいですから。
ただ、これが全くないかというと、そうではありません。
世界的までに見ると、スウェーデンがこの戦法を採りました。
成功したのかというと、微妙です。
失敗であるという評価もある一方で、スウェーデンは今も健在です。
さらに、日本はファクターXと言う、なんだかわからないもののおかげで、大丈夫なんだと言う説もあります。
日本がノーガードを取りたくなったもの、わからないではありません。
ここからは、「私がノーガード戦法を取るとしたら、どうするか」をシミュレートしながら、どうすればノーガード戦法を成功させられるかを考えます。
あと、お断りしますが、ここから先は人の心を捨てます。
死者数について、ロボットの様に、ただの数値として考えて、損得を判断します。
まあ、こういうからには、かなり冷たい考え方をしなきゃならないんですがね。

ノーガード戦法を成功させるキーポイントは、集団免疫。人口の6割がCOVID-19への対抗力を持てば勝ちです。

一般的に集団免疫と言うのは、ワクチン接種で病気に対抗できる人数を増やす戦法です。
この時に、人口の6割が対抗出来れば勝ちと言われてきます。
まあ、年代別に何割というような事も言うみたいですが、ここではざっくりと全体で考えます。
そして、ワクチンを打っても、通常であれば病気にはなりません。
なので、ワクチンを使った集団免疫形成のためには、ワクチン接種を呼び掛ければいいわけです。
シンプルですね。
ですが、COVID-19にはワクチンがない。
だから、”実際にかかってもらう”しかないわけです。

国民の6割がCOVID-19にかかるとした時のシミュレーション。なるべく冷静に。

使う数値は以下の通りとします。
日本の人口は1億2000万人。
SARS-CoV-2に感染した時の発症率を20%
(つまり、8割は発症しない。発症してないが、感染者とする。)
発症した時の致死率は0.2%。
そして、6割ギリギリの感染率に調整した時の事を考えます。
感染者数、7200万人
発症者数、1440万人
死者数 、2.88万人  約3万人
ザックリですが、季節性インフルエンザでは毎年約1万人亡くなっているという記事を見つけました。
この3倍ですから、少なくはないのですが、これを集団免疫をつける通過儀礼と捉えればどうでしょう。
次の流行からは、季節性インフルエンザと同様の年間1万人の死者に抑えられるとしたら?
損得で言えば、損はないでしょうね。
自分や、自分の大切な人が、この3万人に入るかもしれないと、考えなならば。
とはいえ、現在COVID-19での死者数は1013人。
今までの30倍の方がお亡くなりになる状況で、ようやく集団免疫を獲得できると考えると、ちょっと、というよりかなり戦慄を覚えます。

集団免疫を目指して、ノーガード・ヒャッハー戦法を採るメリット。

国にとっては、というか方針を決定しているであろう官僚にとってはメリットは大きいですね。
お金も出さなくていいし。
責任も取らなくていいし。
例え後で非難されても、危機に陥るのは政治家であって、官僚じゃないですから。
国が傾いたとしても、最後まで官僚は安泰ですし。
官僚の身であれば、ノーガード戦法をとって当たり前ですね。

ただ、国民としてというか、個人的にはあまりメリットを感じません。
この戦法は、私たちの過半数がCOVID-19に感染することを前提としています。
多分、COVID-19を全く恐れていない人であっても、”COVID-19にかかりたい!”とは考えないでしょうからね。
とにかく、病気になってメリットがあるとは思えないです、正直。

ノーガード・ヒャッハー戦法のデメリットは?

先に言うと、官僚の身であれば、ノー・デメリットです。
国家が崩壊するとなればデメリットは出てきますが。
まず、そうはならないでしょう。(と、官僚の方々は考えているでしょう)
しかし、国家として、国民として、だとかなりのデメリットが出てくると考えます。

単純に言って、もしCOVID-19にかかって、運悪く発症したとして、何の保証もありません。
会社員であれば、貴重な有給休暇を使わないといけませんし。
自営業であれば、仕事を休まざるを得ず、その間無収入です。
これだけでも、かなりなデメリットです。
でも、もっと集団としてのデメリットも考えられます。

まず、一時的に大量の感染者が出るので、医療崩壊を犯すでしょう。
累計で3万人の感染者ですからね。
一時的には3万人が入院という事になるでしょうし。
重症者もオーバーフローするかもしれません。

あと、経済活動というか、娯楽活動というか、そういったものは自然と抑制されるでしょう。
この戦法では、毎日発表される感染者数がかなり増加していくことが予想されます。
(というか、今、増加しています)
そんな状況ではたとえ、国として経済活動を推進しても、国民としてはそんな娯楽をしようという気にはならないでしょう。
つまり、何も規制してないのに、むしろ推進してるのに、経済(娯楽)活動が落ちていくかもしれません。

海外から見ても、”いつまでたってもCOVID-19が収束しない厄介な国”とみられるのではないでしょうか。
このままですと、もしかしたら「旅行したくない国No1」とかになるかもしれません。
理由が”COVID-19をうつされるのが怖いから”とか。

う~ん、あんまり気持ちの良い将来を描けないのですが。
日本政府は本当にこの方針で行くのでしょうか?

それはそれとして、集団免疫形成の勝算はあるのか?

非常に難しい問題ですので、とりあえず羅列します。
ポジティブな物にはP、ネガティブな物にはNを頭に付けます。

とりあえず私が信頼性があると考えるものだけを上がることにします。

  • N: COVID-19は抗体ができにくい様です。
  • N: COVID-19の抗体は短期間で消える様です。
  • P: COVID-18は普通の免疫、ヘルパーTまたはキラーT細胞による免疫で、ほとんどは対処できる。
  • P: これらヘルパーT、キラーT細胞も、一度対決したウィルスに対しては、対抗力が強くなる。

個人的には、COVID-19の集団免疫形成は、かなり難しいのではないかと思っています。
COVID-19の原因ウィルスのSARS-CoV-2はコロナウイルスという種類に属していています。
いわゆる”風邪”というものは、いろいろな種類のものがありますが、その一つにコロナウィルスがあります。
もし、COVID-19が集団免疫を形成できるとすれば、SARS-CoV-2というウィルスに対して集団免疫が形成されうるということです。
そうであれば、ほかのコロナウィルスに対して集団免疫が形成できてもおかしくないと考えます。
しかし、”風邪”はご存じの通り、集団免疫が形成されているとは思えません。

それでも、日本政府がノーガード・ヒャッハー戦法で集団免疫形成を目指すとするなら、どうしてくるか?

ここからは、私が”論理的にこうなっているのではないか”と考えたことです。
よって、本当にそうかはわかりません。
このブログを読んだ方が、国の動きなどを観察して、判断して下さい。

このノーガード・ヒャッハー戦法では、国が”できるだけ速く感染者が増えること”を目指します。
よって、

・この方針を国民には秘匿します。
なぜなら、国民がこれに気づくと、自衛してしまって、感染者増加のスピードが落ちてしまいます。

  • ・効果がありそうな手立てを打ちません。
    当然ですね。
    感染者が増えてほしいのですから。
  • ・ただ、将来何もせずに感染を広げたと言われないために、”お願い”レベルのことは連発します。
    集団免疫が形成できるかどうかは別にして。
    後々、感染を広げたといわれると厄介です。
    たとえそれが方針であり、それでCOVID-19の次の感染が防げたとしても。
    ですので、ここで予防線的に、お願いレベルのことを発信しまくります。
  • ・すでに手遅れとなったような対策については、そこそこやる気を見せます。
    すでに手遅れとなった対策は、やったところで効果は薄いですね。
    でも、”やらないよりはまし”という評価をもらえますから、実行するでしょうね。
    しかも、効果が薄いのは感染を拡大するためには好都合です。
    ただし、薄くとも効果が出てしまうともったいないので、やる振りだけしてもたもたして見せるでしょうね。
  • ・COVID-19は怖くない、というメッセージをしつこく流すでしょうね。
    とにかく国民に出歩いてもらわないといけないのですよ。
    だから、いま国民が持っているCOVID-19に対する恐怖心を少しでも和らげようとします。
    そうですねぇ、私なら次のように発信するでしょうか。・COVID-19は風邪とおなじ。
    ・COVID-19はそれほど致死率が高くない。
    ・COVID-19は日本ではなぜか死亡者が少ないが、これは日本特有の○○が働いているから。
    ・すでにCOVID-19の感染拡大は収束方向に進んでいる。

    ここで重要なのは、”本当か嘘かは関係ない”ということです。
    何でもいいので、とにかく”COVID-19は怖くない”という情報を流し続けることが重要なんですね。

  • ・県をまたいだ移動を奨励するようなことをするかもしれません。
    実はある地域でCOVID-19の感染がとどまってしまうとまずいんです。
    だから、県をまたいだ移動を止めるようなことはなるべくしませんね。
    例えばテレワークの推進とか。
    まあ、国民からの突き上げが大きくなってきたら、”お願いレベル”でやってます感は出すでしょうけど。
    あと、旅行を推奨するようなプロジェクトを前倒すでしょうか。
    もしこのプロジェクトを強行するのであれば、全国で非適用になる地域は作りたくないんです。
    そこが感染拡大中の所なら、別のところに感染を拡大するために。
    そこが感染を抑制できているところなら、ここに感染源を持ち込むために。
    でも、どうしてもということになったら、複数個所の感染拡大地域が確認できたところで、一番感染拡大が進んでいるところだけ除外するでしょうね。
    一番感染が進んでいる地域をおとりにして、ほかの感染拡大地域から他地域に感染源を移動させるというようにしますね。
  • ・少しずつ発表する感染者数を増やして、国民の感染者数に対する拒否反応をなくしていくでしょう。
    ここはちょっとコツがいると思います。
    常に増加する方向でゆっくり、ってのではダメなんです。
    3歩進んで1歩下がるペースで。
    100人超えが3日続いたら100人切る日を1日作って、その次は200人超えを3日続けて200人切りを1日作る・・・
    という感じでするんです。
    最初
    「え!?100人越え3日連続ってヤバイよ!!」
    ってなっても、そのうち
    「まあ、300人超えないからいいか」
    ってなりますからね。
    これはですね、6割が感染歴を持つというときには、かなり多くの感染者数となるので、そこであまり騒がないように慣れさせるという意味があるんですね。

まあ、私だったらこうするということを述べてきました。
今の国の方針に合うような合わないような、それは皆さんで判断してください。

こういう状況で我々が考えるべきは、自分が感染歴を持つ人になるか、持たないままで行くか、です。

こういう状況で我々一人一人考えるべきは、
・COVID-19に感染して感染歴を持つ側の人になるか。(6割側)
・COVID-19の感染を避け続けるか。(4割側)
です。
国は何とかして多くの人に感染してほしいと思っているはずです。
ただし、感染したからと言って、何か保証があるわけではありません。
それどころか、”COVID-19に感染するのは自己責任だ”という風潮を作っていますからね。
なので、個人としてはCOVID-19に感染するメリットはほとんど(まったく?)なく、デメリットはてんこ盛りです。

なので、例えば、
・俺は政府に協力するために、電車の中でマスクしないぜ!
・私は政府に協力するために、オフィスではマスクしないわ!
という様に、感染拡大の先駆けになるもよし。
・私は訳あって何としても感染を避けねばならないので、引きこもる!
・気をつけて、お気に入りの喫茶店くらいは、いこうかな?
・対策はバッチリとって、飲み会やるぜ!
・完璧な対策をして、GoToトラベルだぜ!
と、自分の中で線引きするもよし。

ただ、
“暑いし〜、マスクなんか付けられなくね?多分大丈夫だし~、マスクしないでおこうっと”
“どうだ!俺なんて、電車の中でマスクしてないんだぜ?文句言ってきたら、「マスク警察野郎が!」とか言って凹ましてやるぜ?俺、イケてるだろう?」
という、中途半端なのはやめてほしいですね。
こういう人は、自分が感染したら大騒ぎするでしょうし、下手すると道連れを作ろうとしたりして、いろいろ厄介そうなので。
とにかく、自分の意志でいずれを選ぶのかを決めるしかありません。
というか、政府の動きに期待しても無駄です。

とりあえず、日本政府の方針がノーガード・ヒャッハー戦法ということは、今後何を提案しようが、何を考えようが、すべて無駄ということを意味します。
それが良いことかどうかはともかく、国を全くあてにせず、「自分はどう生きるべきか?」を考えて行動を決めるしかありません。
なので、今までの様にいろいろと考えたり提案したりは、もうしないでしょう。
これからは、それなりに楽しいことを考えつつ、私は私でしっかりとCOVID-19のことを考えつつやっていこうと思います。

本日はこれでおしまい。
次回からはとにかく面白いことを積み重ねていこうと思っています。
とりあえず、「はしびろのお気に入り」を再開しますかね。
(でも「闘病記」も更新したいですねぇ)
それではまた、次のネタでお会いしましょう。

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