パソコン少年順調に育つ?

パソコン少年の話でしたね。
彼らは、自分の持っている機種が、どれほどメジャーか、優れているか、そんなことで互いに自慢しあいながら、かつ互いを認めて共にパソコンを楽しむ、そんな仲間たちでした。
そんな彼らが毎月買って読んでいたと思われる雑誌がありました。
その名を
マイコンBASICマガジン 通称”ベーマガ”
何が彼らをその雑誌にひきつけたのか?
それは、アマチュアプログラマーたちが投稿したゲームプログラムでした。
前の記事でも言いましたが、そのころのパソコンは、たくさんの機種がありました。
その機種ごとに独自の言語(BASIC)があり、他の機種用に作ったプログラムは自分の機種では動かないのです。
なので、自分の持っている機種のページがベーマガの中でどのくらい多いかで、パソコン少年は一喜一憂したものでした。(少なくとも私の周りはそうでした)
なぜなら、自分の機種のページが多い=自分のパソコンで動くゲームが多い、と言うことだったからです。
それだけではなく、ベーマガの中の自分のパソコンのページが多い=自分のパソコンがメジャー!!と言うことでもありましたし。
このころはプログラムやそれを作るプログラミングは、それ程縁遠いものではなく、案外身近なものだったのです。
彼らパソコン少年は、また、普通にBASICを身につけ、自然にプログラミングの真似事をしていました。
いつかは、ベーマガに載っているような面白いゲームを投稿して、あわよくば・・・なんて夢を見ていました。
筆者も普通に簡単なBASICプログラムは作ってましたよ。すごろく用さいころ代用プログラムとか。(まあ、さいころ使ったほうが早いんですけど)
時代と共に、パソコンも高性能なものに代替わりしていきました。
筆者もMSXからMSX2に買い換えました。回りもFM-7からFM77に換えたりしてました。
ゲームも、そのころはいろいろありました。
オホーツクに消ゆ、軽井沢誘拐案内、Wizardryシリーズ、J.Bハロルドシリーズ、三国志シリーズ、大公開シリーズ、信長の野望シリーズ・・・
それはそれは目くるめく時代でした。
すでに、この回も長くなりました。続きは次回の講釈で。

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