はしびろのお気に入り　Chapter8　”Good Morning World”　ジャンル：歌謡曲

趣味を作ることが趣味の、はしびろこうです。
最近、朝夕のウォーキングが、ちょっとずつ楽しくなってきました。
うちの会社はテレワークがもう少しだけ続くので、この機会にいっぱい歩いとこうと思います。
健康のためにね。
それはさておき、今回のお気に入りは前回に密接な関係があります。
それはまあ、このコーナーではよくある関係なわけで。

Chapter 8　　”Good Morning World”
ジャンル：歌謡曲

この歌は、アニメ「Dr. STONE」の主題歌（オープニング）です。
そう、この直前にお気に入りで紹介したあれです。
歌っているのは、BURNOUT SYNDROMESという、たぶんグループですね。
男性ボーカルです、私のお気に入りの歌では案外珍しいかもしれませんね。
ただ、アニメの主題歌ってところは、私のお気に入りではとってもよくあることで。
古くは銀河鉄道999（ゴダイゴさん）=アニメ映画「銀河鉄道999」とか、Get Wild（TM Revolutionさん）=アニメ「シティーハンター」とか。
ちょっと古いくらいだと、ウィーアー！（きだにひろしさん）=アニメ「One Peice」とか、ヒカリへ（ベイビースターズさん）=アニメ「One Piece」とか。
最近、のはもう紹介しましたね。
さて、この曲の魅力はどんなところにあるのか？
私なりに考察してまいりましょう。

本当はこの曲、50のおっさんが聴く曲でなはい！？

この曲のテーマは”可能性”。
”可能性”とはつまり、”若者の持つ特権”。
この曲では、それを見事に歌い上げています。
ただし、よくある軽いテンポ、軽いメロディーではありません。
音は高めでテンポもリズミカル、なのにどこか重厚な印象、そして展開。
さらに、歌われている言葉がすべて厚みを持っていて、強烈なイメージを脳内に呼び起こします。
そして、おそらくそのイメージが頭に浮かぶのであれば、次のことが言えるでしょう。

からなずしも可能性＝若さではないのだ。年をとっても、心に灯がともってさえいれば、可能性があるかも？

まあ、単なる現実の見えてないドリーマーなおっさんかもしれませんが。
この曲を聴いて、そこに歌われている状況をありありとイメージできるのであれば、まだ可能性が残っているのかもしれません。
と、大げさなことを言いましたけど、普通に”選択により未来は変えられる”という当たり前のことでもあります。

※一応、現在の物理学では、未来は確定的ではないという方向で理論が進んでいます。
ただ、ラプラスの魔という言葉が示すような状況が、ないと断言はできませんが。

逆に、たとえ年が若くても、自分の可能性を自ら狭めてしまう人には、この曲はまったく響かないのかもしれません。
それが必ずしも悪いことではないのでしょうけれど。
というのも、

実は、可能性が見えてしまうことは、不幸なのかもしれない！？

可能性が見えてしまうというのは、現状に満足していないということなんですよね、結局。
ということは、常に現状に対して不満を抱くことになり、それは強烈なストレスになります。
ね、案外不幸でしょ？
あと、可能性があると思えば、それに向かって努力してしまうわけで。
その努力は、必ずしも報われるとは限らない。
（最終的には運の要素が多いと思ってます）
頑張って報われないなって、とっても不幸でしょ？
だからね、私は子供に向かって”夢を持て！”とか、”夢をあきらめるな！”とかいうのはあまり好きではないんです。
なんとなく、無責任だなって思ってしまって。
多分ね、夢っていうのは本来、持ちたくなくても持ってしまう人がいる、そんなちょっと苦しいものだったりするんですよねぇ。