国立国際美術館 ”「私」と「わたし」が出会うとき”

趣味を作る事が趣味の、はしびろこうです。
今日は、大阪の国立国際美術館で開催中の、”「私」と「わたし」が出会うとき”に行ってきました。
私、一応、美術検定の3級持ってるんですね。
それでもって、その勉強、結構楽しんでたんですが、近・現代の美術の所で、どうもノリノリでなくなるというか。
テンション下がるというか。
まあ、そんな感じだったんです。
でも、そんな時に森村泰昌さんの本に出会いまして。
きっかけは、美術検定1級を持ってる、妻の紹介なんですけど。
これが、とっても面白い!
と言うわけで、ファンになりましてね。
いつか作品を見に行こうと思ってたんです。
その機会がついにやってきた!という事で、昨日に引き続き、テンション・MAXでいってきました。
しかも、ラッキーな事に、写真取り放題(動画は駄目ですが)ということで。
それはもう、有頂天状態でしたよ、実際。
因みに、森村さんは、「セルフポートレート」という手法の第一人者です。
全ての作品に森村さんがいるはずです。
どうしても見つからなかった物もありましたが。
さらに、全ての作品は写真です。
絵にしか見えないものも多々有りますが、必ず実物大の森村さんがいるはずなんです。
分かっていても、”ほんとに写真?”って作品もかなり有りましたが。
さっそく、感想行っちゃいますよ
はい、とっても、すごく、最高に、楽しかったです。
私、高校時代に、合唱部員だったんですね。
その時、「自分の声を、楽器にして歌う」というような事を言われまして。
森村さんの作品を見ていて、その事を思い出しました。
森村さんは、自分の体を素材(キャンバスだったり、ブロンズだったりするようですが)にして、作品を作っていらっしゃるようです。
しかも、過去の名作を題材にする事で、その作品に込められた感情とか、想念とか、
そういった物をまずご自分で感じ取り、その上で私達に伝えてくださっているように感じます。
そして何より、作品自体が楽しい。
理屈抜きで。
“この作品は、どうやって作ったんだろう?”
って、作品の舞台裏を想像してみたり。
“あ、こんな所に森村さんがいた!”
という風に、いわゆる”ウォーリーを探せ”的な面白さがあったりします。
今回の展覧会で、「きっと、アートって言うのは、”楽しい”から始まったのかな」、なんて考えました。
美術に全く興味にない方、近・現代美術の苦手な方、もしかしたら、この展覧会で、目覚めるかもしれませんよ?
やはり、好きなものについては、くどく、長くなってしまいます。
まあ、次も、きっと、そうなる事でしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です