小学8年生 6・7月号 偉人めしから 「ミネストラ」
趣味を作ることが趣味の、はしびろこうです。
今日は、少し前に買った「小学8年生 6・7月号」の「偉人めし」から。
レオナルド・ダ・ビンチさんが食したという、「ミネストラ」
レオナルドさんといえば、ルネサンス。
ルネサンスといえば、いろいろなシステム(仕組み)が変化した時代です。
食文化では、このころから健康食として野菜を食べることが貴族の間ではやったそうです。
その影響かどうかわかりませんが、レオナルドさんは晩年菜食主義になったそうですね。
そんなレオナルドさんが大好きだったのが、野菜とインゲン豆を煮込んだスープ、「ミネストラ」でした。
ただね、現代人にとって、作る前から不安だったことがあったんですよ。
それは、
ミネストラには調味料を一切使っていない。
ハイ、作り方を見ても、材料を見ても、一切調味料が書かれていません。
書いてないどころか、説明文中に「調味料をつかわない」と明記してあったわけで。
「塩くらい使うんでしょ?」
と思ったでしょうし、私もそう思いましたが。
ここはあえて、塩すら使わずに作りました。
出来上がったもの、食べた感想がこちらです。
ほとんど汁気がなくなりました。
ちなみに、
- リゾーニという米粒型のパスタが手に入らなかったので、普通のマカロニを使いました。
- イタリアンパセリが手に入らなかったので、ホワイトセロリを使いました。
- クローブとローズマリーは乾燥して細かくなったものを使用し、量も適当にしました。
見た目、結構おいしそうだったんですがね。
でも、雑誌に載っていたものとはかなり違うものになってしまいました。
気になるお味の方はというと。
「・・・味、うす~い!」
というものです。
確かに野菜のうまみ・甘味が出ていたんですが、どうしても味の薄さが気になりました。
ただし、これが”おかゆ”のようなものだとしたら、これはありかなと思いましたね。
おかゆを食べるときは、梅干しとか、漬物とか、何か味の濃いものと一緒に食べますよね?
なので、これもそういう付け合わせと一緒に食べたのではないでしょうか?
このミネストラから、今のミネストローネができたそうです。
ミネストラとミネストローネの違いは大雑把に言って2つ。
- ミネストローネにはトマトが入っている。
- ミネストローネにはコンソメが入っている。
トマトは言うまでもなく、強烈な味を咥えてくれますし、それ自体にうまみ成分が含まれています。
コンソメも、動物性のエキス(行ってしまえば、うまみ)が入ってます。
つまり、当時の人も「もうちょっと味がした方がいいよなぁ」と思っていたのかもしれません。
また何か面白そうなものがあればチャレンジしていきます。
偉人めしにもほかの料理が紹介されていますし。
偉人めし以外にも、ほかのメレンゲ系統のお菓子とかあります。
ほかにもいろいろ面白そうなネガがありますし。
何なら、バックナンバーで昔の物を買ってもいいでしょう。
しばらく、小学8年生で楽しく過ごせそうです。
それではまた、次のネタでお会いしましょう。