大阪市立科学館に行ってきました。(常設展)

不思議なことがだいすきな、まんぼうです。
昨日、大阪市立科学館の常設展に行ってきました。
本当はこちら、プラネタリウムが売りなんですね。
ただ、私としては”石は地球のワンダー”の残りを見たかったもので。
科学館・・・子供のころ名古屋の市立科学館に行ったり、妻と(まだ結婚してませんでしたが)姫路のプラネタリウムにいったり・・・
まあ、ことあるごとに行っている場所ではあります。
なかでも、東京の国立科学博物館に行った時の興奮は、いまだに忘れられません。
特に地下3階でフィゾーの歯車(光の速度を最初に諮ったものの模型)を見たり、地下2階で地球の歴史をたどっていったりした時の事は、昨日のことのように覚えています。
まあ、横で妻がかなり冷めた顔していた記憶もかすかにありますが。
あと、なぜかこれらのフロア(地下3階と2階)、がら~んとしてて、時々子供がスタスタ足早に歩き去っていくっていうのが印象的でした。
まあ、そんなことはさておき、”大阪の”科学館はどうだったのか?
ええ、頑張ってましたよ。
オーロラを人工的に作り出す装置とか、宇宙線を可視化する装置とか。
特に、入口にある「ルービックキューブをそろえるロボット」なんか、すごいですね。
”ロボットなんだからそろえられて当然でしょ”と思うなかれ。
自分でキューブの状態を認識(画像認識でしょうね)して、計算した結果をロボットアームで表現するわけです。
この、ロボットアームの動きにこそ、注目してほしいんでしょう。作った人としてはね。(そんなことをアナウンスしてましたし)
他にも、ナイロン66の分子模型だとか、そういうのもあったりして、頑張ってます。
ただ、ちょっと地味かなぁ。
子供向けの、動かしてびっくり!って系統の展示物は派手ですし、周りがにぎやかなんですけど。
大人向けの所で少し遠慮しすぎかな、なんて思いました。
いっそ、もっと”とんがった”展示もあっていいのかもしれません。
「我々人類は、大昔から自然に対して畏敬の念とともに、それを理解したいという欲求を抱いてきた。
その欲求がこのように科学を発展させてきたのだ!”
的な、壮大なドラマを展示物で作るとか。ね。
まあ、難しいところなんでしょうけど。
あと、”科学”というより”技術”に寄った展示も多かったかもしれません。
もう少し”科学”寄りの展示もほしいですかね。派手な奴が。
例えば、イトカワからいくつもの困難を乗り越え帰ってきた”はやぶさ”の事を紹介するコーナーでも、もっとエキサイティングに解説してもよかったのかも
後継の”はやぶさ2”も飛んでますから、そのあたりももっと熱く語ってよいのではないでしょうか。
なんていうことを言うのも、やはり私が科学好きだからなのでしょう。
科学って、とっつきにくいんですけど、一度慣れ親しむといいやつなんですけどねぇ。
なかなかその魅力が伝わらないのが残念です。
(技術のほうは、皆さんその”有用性”に興味を持ってくれるんですけどねぇ)

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