大阪市立自然史博物館 特別展 「瀬戸内海の自然を楽しむ」に行ってきました。

少年の心を忘れないおっさんの、まんぼうです。
うーん、まだ”まんぼう”に付ける枕がいまいちピンときませんなぁ。
それはさておき、今日は大阪市立自然史博物館の特別展、「瀬戸内海の自然を楽しむ」に行ってきました。
瀬戸内海の自然を楽しむ\看板
まあ、私は伊勢湾出身なんで、”懐かしい~”とはならなかったんですがね。
でも、1番長く続いている趣味が”魚釣り”ですから、海は好きなんです。
とはいえ、あんまりしょっちゅうは行けませんし、腕も悪いのであんまり釣れないんですが。
話が横にそれましたね。
この特別展、瀬戸内に育った方はとっても懐かしい思いになれます。
また、そうでない方には、新たな発見や驚きをくれます。
それでは、簡単に内容を紹介していきましょう。(といいつつ、いつも長文になりますがね)
最初は”瀬戸内海とはなんぞや?”という所から説明してくれます。
瀬戸内海ってのは、ちょっと不思議な成り立ちですよね。
大昔は陸地で、そこに海面上昇とともに海の水が入ってきて出来ている。
しかも、本州、四国、九州に囲まれていて、外洋と3つの口でつながっている。
だからこそ、いろいろと面白いことがあるようです。
はい、前置きが長いですね。次行きましょう。
海と言えば、そこにすむ生物です。
魚、タコ、イカ、イルカ、クジラ・・・。
で、海と陸との境目(浜というのでしょうか)まで目を広げてみると、さらにに多くの生物が見えてきます。
カニ、貝、鳥・・・
で、こんなのも
ありじごく種類
私、アリジコクにこんなに種類があるとは知りませんでした。
でもね、私たち人間にとって、海と言えば、こういうものではないでしょうか。
サワラ_自然史博物館
そうです、海産物です。
写真はおいしそうなサワラです。
他にも、イサキ、タイ、ウナギ、ノリ、カキ、などなど。
なんとも豊かな海であることでしょうか。
ところがね、困ったことに、だんだん”貧しく”なっているようで。
いろいろと原因はあるようですが、とりあえず主犯は私たち”人間”みたいですね。
干潟を埋め立て、砂浜を破壊し、排水が汚れてるもんだから赤潮ができたと思ったら、今度は田んぼが減って栄養が少なくなりすぎた、などなど。
もちろん、私も人間。
きれいごとだけでは、生活が成り立たないのはわかりますが、そういうときこそみんなで助け合うのが必要かなと。
例えば、国単位でこういう問題に取り組んでいく、とかね。
まあ、いろいろがんばってはいるのでしょうけど、なかなか難しいのでしょう。
大事なのは、我々ひとりひとりが、”こういう問題があるんだ”ということを、「知る」ことなのでしょうね。
そして、それを「忘れない事」なんでしょう。
はい、話が説教臭くなりましたね。
では反省して、最後にこの展示で、もっとも私の心を癒してくれたものを紹介します。
サヌカイト_自然史博物館
サヌカイトという”石”です。
これについては近々別の機会に紹介するとして、これのどこが癒されるかと言いますと…
”たたく”んです、そっとね。(左に木琴のバチみたいなのがあるでしょう?)
すると、とても澄んだ音がするんですね。
ということで、最後にこの音を聞いて、”瀬戸内海の恵さんたち、ありがとうございます”って気持ちになれるといいかなと。
この展示は10月15日までですので、皆さん一度訪れて、海の不思議や恵みに触れてみてはいかがでしょうか。
大阪市立自然史博物館

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