伊丹市昆虫館 温室で放し飼いのチョウだけではありませんよ

不思議大好きの、まんぼうです。
お約束通り、今回は伊丹市昆虫館についてのレポートです。

さて、伊丹市昆虫館ってのは、どんなとこだい?/一年中生きた昆虫と触れ合える、素敵な場所です

詳しくは、伊丹市昆虫館のホームページを見ていただくとして。
目玉は何と言っても“チョウ温室”。
約14種1000匹のチョウが放し飼いになっています。
ちょっと頑張れば、インスタ映えのする写真が、ザクザク取れるかもしれませんね。
その他にも、珍しい昆虫が標本で見られたり、生きている状態で見られたり。
興味深い展示や解説もいっぱいあります。

それは是非行って見たい。で、どうやって行くのが良いのだ?/駐車場もありますが、公共交通機関も便利ですよ

これも、ホームページに有りますが、JR伊丹駅の4番バス乗り場又は阪急伊丹駅の4番バス乗り場からバスに乗ります。
どちらで乗っても、同じバスに乗ることになる様ですね。
松ヶ丘又は玉田団地で下車なのですが、松ヶ丘の方が手前にあるみたいです。
しかし、松ヶ丘で降りると、昆陽池公園を600mほど歩くことになります。
(”ふるさと小径”だそうです)
大人の足で、ゆったり歩いて10分ちょいでしょうか。
お子様と一緒ですと、結構かかるかも。
ただ、林の中なので、今の季節でもそこまできついとは思いませんでした。
まあ、松ヶ丘から歩くなら、ペットボトル飲料はもっておく方が良いでしょう。
松ヶ丘下車で、道路を挟んだ左手に入り口(西側の入り口)が有ります。
因みに、駐車場も同じく、昆陽池公園の西入り口に有ります。

それで、肝心の中身はどうなんだい?/いくつかに分けて説明しましょう。まず、建物に入る前から真ん中のスペースまで

まず入り口はこんな感じ。

入ってすぐのところに入場券の自動券売機がありました。
それで券を買って、受付の方にもぎっていただいて奥に向かいます。
何故か、ついたてがあって、奥がすぐには見えないようになっていたのですが、ちょっと回り込んで入ってみますとこんな感じでびっくりワールドが開けます。

まるで自分が小人になった気分ですね。
(きっと、このビックリ感を出すために、ついたてを置いているのでしょう。粋な演出です)
「10ばいの森」というスペースです。
とりあえず、巨大な植物とチョウに最初目が行きますが、しばらくして感覚が慣れてきますと、ほかにいろんな昆虫が見えてきます。
さらに奥には、巨大なハチのオブジェがあります。

こちらはなんと、200倍の模型だそうです。
なんか、すごいのを通り越して、”かわいい”と感じてしまいました。
一通り堪能したら、特別展示室に入ってみましょう。

ふむ。その部屋には何があるんだい?/いろいろですよ。身近な疑問に答えるパネルや、みんな大好きカブトムシ・クワガタ。そのほかにもね

そうですね、まず、チョウとガの違いについてのパネルとか。
(チョウとガは簡単に見分ける方法がないそうです。)
セミはカメムシの仲間とか。
壁いっぱいのカブトムシとクワガタの標本とか。
真ん中には、イモムシ・ケムシのコーナーがありましたね。
奥の壁には、近年問題となっている「外来生物の問題」を扱った展示もありました。
そうそう、スタッフの皆様の”推し虫”一覧もありましたね。

スタッフの皆様の、昆虫に対する愛情を感じるパネルです。
ここもじっくりと丹念に勉強した後、ほかの部屋に行きましょう。

他にはどんな部屋があるんだい?/映像ホールと2階の第2展示室と、お待ちかね”チョウ温室”がありますよ

映像ホールでは、決まった時間に決まった映像を流してくれます。
何となく子供向けかな、と思ったので、今回はスルーです。
2回の第2展示室も、子供向けの展示の雰囲気があったので、パスしました。
(昆虫標本の作製に関する展示だったと記憶しています。2018.8)
でも、お子さんと一緒に行ったのであれば、ぜひこちらも堪能していただきたいですね。
で、いよいよ”チョウ温室”に向かうのですが、そこに行きつくまでの通路もぜひ注目してほしいです。

ほほう。チョウ温室の前に注目すべきものがあると?/はい、珍しい昆虫(1匹だけヘビもいたと記憶します)が飼育されています。

”飼育されている”、ということで生きています。
しょっぱながヘラクレスオオカブトムシでしたかね。
そのあと、カブトムシ系が何箱かあって、こちらとなります。

昆虫好きならご存知と思いますが、「コノハムシ」。
熱帯アジアのジャングルにいるそうです。
木の葉そっくりの虫ということで有名ですが、思った以上の木の葉っぷりです。
隣には、子供のコノハムシもいました。
他にナナフシなんかもいましたね。
さらに奥には、ゲンゴロウ、タガメ、タイコウチといった、肉食昆虫が水槽で買ってありました。
一緒に入れてあった金魚は、彼らの餌なので、タイミングによっては食事風景に出会うこともあるでしょう。
私は残念ながら出会えませんでした。(出会いたくないという方も多いかもしれませんが)
そして、いよいよチョウ温室です。

おお、やっと本命のチョウ温室かい?/お待たせです。堪能していってください。

さて、チョウ温室では気を付けるところがいくつかあるようです。
1.温室内は高温です。しかも水分補給できません。適当なところで出る勇気を持ちましょう。
この昆虫館では、飲食は決まったところでしかできません。
つまり、温室内では水分補給できません。
よって、完全にアウトになる前に、温室を出ましょう。
まあ、館内にいる限りは、また温室に入れますから、こまめに休憩をするべきですね。
2.チョウの羽をもつと、チョウが弱ってしまいます。触らないようにしましょう。
羽根に限らず触らないように気を付けるべきだと思います。
温室内では、いたるところにチョウが飛んでいます。
自分の周りをふわふわと飛び回ることもよくあります。
思わず手を伸ばしたくなるでしょうけど、ぐっと我慢です。
できるだけ長い間、元気に飛び回っていてほしいと思うなら、ここは我慢のしどころですよ。
3.温室を出る前には、扉(鏡になっています)でよく自分や荷物を見て、チョウがついていないことを確認しましょう。
チョウが逃げてしまうと、チョウにとっても、周りの環境にとっても色々と問題が出てくるのでしょう。
(外来生物になってしまうとか、そもそも大阪の気候には適していないとか)
よくよく気を付けましょう。
それでは、私が温室内で撮った写真をアップします。
(なお、よくよく調べてチョウの名前は書いていますが、間違っている可能性もありますのでご注意ください。)

ツマムラサキマダラ

オオゴマダラ

こちらもオオゴマダラ

スジグロカバマダラ

たぶん、スジグロカバマダラ

途中に蜜皿というのがおいてあり、そこで蜜を吸っているチョウがいますので、ここが撮影ポイントではないかと思います。
もちろん、温室内の花も食事中のチョウが結構いますので、そちらもチェックするべきですね。

なかなか楽しそうだね。これで終わりかな?/博物館に行ったら、ミュージアムショップを見ることを忘れないようにしましょう

ミュージアムショップは、博物館での楽しい思い出を後々まで残すアイテムを売っています。
一応、毎回、楽しくチェックしています。
ここ伊丹市昆虫館でも、昆虫に関する様々なグッズを売っていました。
学芸員の方々の推薦書なんかもいっぱいありましたしね。
そんな中で、今回私は次の2点を買いました。

まずは、オーソドックスにポケット図鑑。
(今回は2種類あるうちのチョウが載っているほうを買いました)

こちらは、お約束のクリアファイル。

もう一つの面には、力強く飛ぶカブトムシが乗っています。(これが購入の決め手でした)

ということで、昆虫好きの方ならきっと満足していただける伊丹市昆虫館のレポートでした。

次は、昆虫つながりで、「昆虫展」のレポートですかねぇ。
ということで、また次の不思議でお会いしましょう。

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