伊丹市昆虫館 に行く途中で起こった素敵な出来事

不思議大好きの、まんぼうです。
今日は、”伊丹市昆虫館”に行ってきたときのお話。

ということは、伊丹市昆虫館のすべてを解説してくれると?/いえ、今回はそこに行くまでに起こった、ちょっと素敵な出来事をお届けします。

伊丹市昆虫館へは、JR伊丹駅(または阪急伊丹駅)からバスで行くんですね。
で、”松ヶ丘”または”玉田団地”で降りて向かうわけです。
私は何も考えずに、先にバスアナウンスのあった”松ヶ丘”で降りました。
地図を見ると、実はもう少し先にあるはずの”玉田団地”のほうが近い、というより”松ヶ丘”で降りると”昆陽池(こやいけ、と読みます)公園を通り抜ける事になり、結構歩くんですね。

ほほう、この暑いのに残念だったな/ところがどっこい。この「とおまわり」のおかげで、この上ないハッピーな事が起こったのです

確かに暑いことは暑い。
その中で600mという距離は、そこそこしんどい。
でもね、昆陽池公園って、いわゆる”林の中”なんですね。
だから、まあ、炎天下を歩くわけではないので、身の危険を感じるほどではなく。
むしろ、真夏のお散歩としてはそこそこ楽しめるわけです。
ということで、ゆったり、ぶらぶら、お散歩を楽しんでいたわけです。

ふむ、昆陽池公園ね。なかなか気持ちよさそうだ/ええ、気持ちいいだけでなく、バードウォッチングも楽しめるんですよ

池の周りを回るコースですから、まあ、水辺の鳥はいっぱいいますよね。
後で知ったのですが、関西屈指の渡り鳥の飛来地だそうです。
水鳥に餌をやる給餌池や、野鳥観察橋なんてものもあるんですね。
今は真夏ですから、渡り鳥はいませんけど、帰りがけにちょっと粘ってみたら、シラサギがいましたね。
まあ、そんなことは全く知らずに、ぶらぶら歩いてますと、看板が見えてきまして。
そこには、この公園で見ることのできる鳥や、観察のコツなんかが書いてあったんです。
去年の自然史フェスで、バードウォッチングを始めようと双眼鏡を買ったくらいなので、興味津々でね。
それなりにじっくりと読んでいました(その時は自覚はなかったのですが)。
でも、まあ、そんなに簡単に見ることはできないだろうし、セミの声が激しすぎて鳥の鳴き声が聞こえないし、また季節を改めて来てみよう、なんて考えてまた歩き出したんです。
そしたらね・・・

うんうん、何が起こったんだい?/後ろから「カワセミがいますよ!」って声をかけてもらったんです。

少し年配の女性から(といっても、私とそう変わらないかも)声をかけてもらったんです。
その手には、結構立派な双眼鏡が。
とはいえ、”カワセミ”がこの辺にいるとは、にわかには信じられなくて、2秒ほど硬直してました。
でもね、彼女が双眼鏡を向けた先は、ちょっとした小川。
カワセミがいても、それほど違和感はない。
硬直している2秒ほどでそこまで考えがまとまった後は、自然に体が動きました。
まず、その女性のところまで戻り(走ると鳥が驚くと思ったので、早歩きで)、その双眼鏡が向いているほうに目を向けました。
その瞬間に、青い鳥がすすっと水辺の木のちょっと高めのところに移るのが見えました。
一応、こんな時のためにと、簡易的な望遠鏡(ペンシルタイプのちゃちいやつ)を常にバッグに持っていたので、それを取り出して周囲を見てみました。
女性も色々と情報をくれたので、結構頑張ったのですが、ペンシルタイプのものではどうにもできず。
その時、ひらめいたのです。
この間、長居植物園にヒマワリを見に行った時、去年自然史フェスで買った双眼鏡を入れてそのままにしていたことが。
バッグをごそごそして、”確か、このあたりに・・・あった!”という感じで見つけまして、それで観察を始めたときです。
「あ、カワセミ移動しました。池の真ん中の土管みたいなものの上にいますよ!」
ええ、まるで、バードウォッチング超ド素人の私のために、”ほら、これならあなたでも見つけられるでしょ?”と言わんばかりの場所に、カワセミが移動してくれたのです。
去年の3月にバードウォッチングデビューをして、その時にジョウビタキを観察して以来、ことあるごとに双眼鏡を持ち歩きながら、全くの空振りに終わっていたのです。
それが、このタイミングで、(私の中で)超大物のカワセミゲット!
(いや、遠くから双眼鏡で見ただけで、写真すら取れていないんですがね)
何とも、素敵な出来事でした。
しばらく、その美しい姿を堪能し、教えてくれた女性に何度もお礼を言いましたよ。

しかし、よくまあ、見ず知らずの人に教えてくれたもんだね/そうです。でも、野鳥の立て看板をじっくり読んでいたのがご縁となったようです。

後でその女性に伺いますと、私がかなり熱心に野鳥に関する看板を読んでいたので、声をかけてくださったとのこと。
世の中、どこにどんなラッキーが転がっているか、わからないものですね。

で、肝心の伊丹市昆虫館はどうよ?/ええ、とっても素晴らしいところでしたよ。それはまた次回に

というのも、すでにいやというほど長い文章になってますからね。
しかも、伊丹市昆虫館、とてもカワセミのついでに紹介できるような薄っぺらいものでありませんでしたので。

はい、ということで、次は伊丹市昆虫館ネタに決定です。
そこでは、どんな不思議が待っているのでしょうね。

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