プリズムと光の研究 実験編

先日、日没のよる光量不足で中断した、プリズムと光の研究の実験ですが、本日行いましたので、結果をお知らせします。
朝のうちすっきりしないお天気で、実験が行えるかどうか危ぶまれましたが、奇跡的に短時間ですが太陽が顔を出したので、そのチャンスを逃さずに実験となりました。
ポイント1
・太陽が顔を出している間に実験しましょう。少なくとも日向と陰がくっきりと見える程度には光が強くないと実験は難しくなります。
あいにく風が強く、実験場である我が部屋の前のベランダでは、実験装置が安定して立ちませんでした。
よって、手で持ってスリットの方向を決め、プリズムを回すという方法に切り替えました。
ポイント2
・先ほどの太陽もそうですが、自然が相手ですので、その状況に合わせた工夫がいります。
要するに、隙間(スリット)を通った光がプリズムの中心を通るようにして、プリズムの向きを調整すればよいのですから、臨機応変に対処しましょう。
結論として、すぐにきれいな虹が見れました。
ただ、それを写真に撮るのが難しい。
改めて、人間の目の性能は非常に高いと痛感しました。
 nizi_sippai_1_1
人の目にはきれいに見える虹も、暗い中の明るい光なので、最近の写真で撮ろうとすると、調整がうまく行かずにただの明るい光の帯に見えてしまうのです。
そんな訳で人が見たときに、暗いと感じるくらいの状態で撮ると、この通り
nizi_seikou1_1.jpg
今回は強風のため細いスリット(隙間を作るもの)を使えなかったので、こんな感じでぼやけていますが、次はスリットを入れてもっときれいな虹を見たいと思います。
あと、がんばればもう少し安定性がよくて、使い勝手のよい実験装置に改造できそうな気がするので、それも課題のひとつでしょう。

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