趣味を作ることが趣味の、はしびろこうです。
先週3連休中日にわざわざ投票日を持ってくるという、前代未聞の選挙があったので、ちょっと真面目な話題
最近、「安い労働力がないと困る」という主張が正当な意見として通っている気がします。
例えば非正規労働者(いわゆる派遣)。
例えば外国人労働者。
こういう安い労働力がなければ、「日本は回らない!」。
「だからこういう制度が必要だ!!」
こういう論調をよく聞きます。
で、よく考えてみると、160年ほど前のアメリカで同じ主張がなされ、国内戦争にまで発展したことがあったなぁ、と思い至りました。
それが
南北戦争(1861年から1865年)
この戦争の原因は複数あったということですが、その中でも大きいのが
奴隷問題
でした。
南部は綿花のプランテーションで成立していた州が多かったので、
”黒人奴隷という安い労働力がなければやっていけない”
という主張がなされていました。
一方で北部の州は工業化が進んでいたため、奴隷の必要性がそれほど高くなく、人道的に問題があると考えられた奴隷制度反対となっていました。
今の私たちであれば、ほとんどの人が奴隷制度というのはもってのほかとおっしゃるでしょう。
ところが、派遣や外国人労働者の問題では、平気な顔をして”安い労働力が必要だ!”と主張します。
なぜでしょう
派遣や外国人労働者は奴隷の様に人権無視されていない、と言いたそうですが、はたしてそうでしょうか?
派遣社員は3か月ごとに契約更新がなされて、ちょっとでも会社が不要であると考えればすぐに切られます。
派遣会社は、システムによりますが、次の派遣先が見つかるまでは給料を払わない、または遠隔地に(それこそ引っ越しせねばならないところであっても)平気で飛ばそうとします。
外国人労働者も、きちんと正社員でいるうちはいいのですが、そうでなければ雇い主の気持ち一つで職を失いかねないでしょう。
あまりに発給であるために、その待遇から逃げ出してしまう方もいらっしゃるとか。
そのようにして正規の働き口を失えば、違法な集団に所属して金銭を稼ぐという方も出てくるかもしれません。
それこそ、生きるために。
つまり、派遣や外国人労働者の人権が保護されていると考えるのは、そうなる心配のない方々がおっしゃっているだけに思えるのです。
話が変わって、アメリカの南北戦争の後にどうなったかを見てみましょう
皆さんご存じの通り、南北戦争は北軍が勝利し、奴隷は解放されました。
それにより、南部の州は経済的な打撃を受けました。
しかし、それよりも奴隷という制度は非人道的であるということで、その考え方が世界中に広がり、植民地制度にも影響していったようです。
つまり、奴隷制度が世界的にダメとなっていったわけです。
そして、確かに南部の州はダメージを受けたものの、アメリカとしては今でもやっていけています。
植民地も独立していったことで、植民地支配をしていた国もダメージはあったでしょうが、今でもやっていっています。
つまり、奴隷制度がなくなっても、知恵と工夫で何とかしてきたのがこれまでの流れなんです。
”奴隷という安い労働力がなければやっていけない”というのは、一種の幻想であり”甘え”だったのではないでしょうか。
つまり、派遣や外国人労働者という安い労働力がなくなっても、知恵と工夫で何とかなるはずです
そのくらいの知恵は持っているでしょう。
優秀な官僚様たちであれば。
ついでに言うと、消費税がなくなったところで、何とかしていくくらいの知恵も出せるはずです。
なんといっても彼らは優秀なんですから。
え?そんな知恵はないですと?
そういう優秀でない方々は、いりません。
それができる”優秀な”方々と交代していただかなければならないでしょう。
なぜなら、それを国民が望んでいるからです。
あ、そういうことを優秀な官僚様たちに支持できないような”優秀でない”政治家さんたちも。
「国民の望みをかなえよ」と命令できる”優秀な”政治家の方々と交代していっていただかないといけないでしょう。
そして、そういった方々を選ぶのこそ、我々国民であり、その手段が選挙なんですよね。
ということで、本日はおしまいです。
固い話題ではありましたが、日本が岐路に立っている今こそ、こういうことに目を向けていかないといけないと思います。
次はもっと柔らかめの話題に出来ればいいと思ってます。
(お盆も近いですし、楽しみがいっぱいです)
それではまた、次のネタでお会いしましょう。