今更ながらに高校物理を勉強します。ガチで。マジで。

自慢じゃないですが、私は化学・生物選択だったので、高校物理を勉強してないんです。

一般的に理系の人は物理・化学を選択するものでした。
今がどうなっているかわかりませんが、30年位前はそうだったんです。
ただ、限られた学科を志望する場合は、化学・生物もありでした。
医学部、薬学部、農学部、一部の理学部がそうだったんですがね。

私は農学部を目指していました。
「時代は農業だ!」
「バイオテクノロジーで人口光合成を!」
という感じで。
ただ、何の因果か、私が目指した大学に農学部はなく。
理学部の科学系が一番近かったので、そこを志望したんですがね。
とにかく農学部を目指すためには物理を選択する「必要がなかった」んです。

そのうえで、理科の教科を選択する直前の定期試験の結果が、生物90点、化学80点、物理70点、だったんです。
だから、点数の高い2教科を選んだ、それだけの理由でした。
決して物理が不得意だったわけでもなく。
むしろ面白いと思っていました。

自慢ですが、大学以降はがっつりと物理を勉強しました。

これは自慢ですが、大学の教養課程でがっつりと物理を勉強しました。
というか、勉強しないと単位が取れなかったもので。

しかも、私の性格なのかもしれませんが。
本試験では落第して、追試験で満点取って合格、という事を繰り返していました。
(これは全然自慢にはならないのですが・・・)
理科で言うと、初等力学、熱力学、電磁気学、あたりですかね。
ちなみに、数学もがっつりでした。
線形代数、基礎解析なんかですね。
そして、こっちも本試験落第→追試満点というコースでした。
これのいいところは、「人の倍勉強することになる事」。
悪いところは、「どんなに頑張っても”可”しかもらえない事」。

それはさておき、これは専門課程に進んでも変わらず。
熱統計力学とか量子化学とかなんですけどね。
ここでも、人の倍勉強「せざるを得ない」状況で踏ん張りました。

実は大学院に進んでも当然がっつりでした。
回析関係やフーリエ変換、逆フーリエ変換なんかですね。
後の分野になればなるほど、前の分野は”当たり前”の知識として使用することになりまして。
非常に長い事、理科と数学を勉強し続けていました。

それとは別に、普通に科学好きで、関連書籍を読んでいました。

私は普通に科学好きなもので。
科学関係の本も普通に読んでいました。
「ホーキング博士 宇宙を語る」「ご冗談でしょう ファインマンさん」とか。
ブルーバックスの科学関連(素粒子関係から宇宙物理まで)の本などをね。

あと、浪人時代に録画した「アインシュタインロマン」も、毎週のように見てましたね。
いや、懐かしい。
ちなみに、同様にヘビロテで見ていたのは、深夜放送を録画した「機動戦士 ガンダム」です。

ただね、高校物理というのを、まともに勉強してこなかったので、ちょっと寂しい気がしてました。

大学受験のために物理を勉強する。
多分受験生の方々にとっては苦行以外の何物でもないことはわかります。
ただ、そのくらいにがっつりと高校物理をやってみたかった、と考えることがたまにありました。

当然、大学以降に学んだことが高校物理を含んでいることはわかるのですが。
でも、大学の講義中に「・・・これが高校の時に習った公式ですね。・・・」と先生が言うたびに「生物選択だから、初耳なんだけどなぁ」って心の中でさみしい思いをしていました。
多分そういう事があったから、一回どっぷりと高校物理にはまってみたいと感じていたのでしょう。

それに、「人はいくつになっても、やり残したと感じることを始めたいと思うもの」らしいので。
なんとなくさみしいという気持ちを消し去るためには、いつかは高校物理に正面からぶつかる必要があるだろうとずっと考えていました。

ちょうど今、一般相対性理論を勉強しているので、それと並行して高校物理をしたら面白いのでは?って思いまして。始めることにしました

一般相対性理論をちょうど勉強しています。
書いてあることが理解できない苦悩の数日間の後に、パッとある時わかったときの爽快感を楽しんでいます。
ただ、これは大学以降の物理学。
当然、高校までの知識は前提となります。

多分、それを知っていれば「あっ、これは高校物理のあれか?」という事が出てくるかもしれません。
(特にちょっと前までやっていた特殊相対性理論なら)
なので、今この段階で、並行して高校物理を弁距したら。
こういう楽しさを味わえるかも?って考えて。

がっつり、ガチでマジで高校物理を勉強してみます。

教材は、以下の通りです。

・「物理のエッセンス 力学・波動」

・「物理のエッセンス 熱・電磁気・原子」

この2つは今日、買ってきました。
気合入れて。
これをメインに勉強しようと思っています。

あと、大学に入った時、友人からもらった、

・「親切な物理」

今でも売っているようですが。
私の使っているものは「昭和62年」のもの。
年代物ですが、サイエンスの中身は変わっていないはずなので、今でも使えるでしょう。
教科書的に使う予定です。

・その他、おうちにある様々な参考書とWikipedia

本当に今は勉強するという面でいい時代です。
インターネットでいくらでも調べ物ができるんですから。
ま、読み解こうと思ったらちょっと根気と気合がいりますけどね。

ブログ形式にするか、固定ページにするかは今考え中です。

どちらも一長一短。
どうせ書くなら誰かの役に立つ方がいいと思ったり。
更新がしやすくないとと思ったり。
途中でやり方を変更するかもしれませんが。

とりあえず、「力学」から始めようと思っています。

それではまた、次のおもしろ不思議でお会いしましょう。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です