墨俣一夜城に行ってきました(人文科学系連投)
不思議大好きの、まんぼうです。
今思い出しても、岐阜、楽しかったなぁ。
ということで、岐阜の旅最後のミッションだった、墨俣一夜城をご紹介します。
墨俣一夜城、歴史好きの方ならそのロマンあふれるエピソードをご存知とは思います。
が、一応、軽く語らせていただきましょう。
織田信長が稲葉山城(のちの岐阜)攻略の拠点として、墨俣に築城することを決めました。
佐久間信盛に命じるも失敗、その後柴田勝家に命じるもまたまた失敗。
そんな中で、木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が華麗に名乗りを上げます。
彼は野武士である蜂須賀小六を仲間に引き入れ、木曽川上流で材木を切り出し、ある程度加工してそれをいかだに組んで下流に流したのです。
それを墨俣付近で引き揚げ、素早く組み立てて一夜にして城を完成させたのでした。
念のため申し上げておきますが、これはかなりオーバーな表現です。
墨俣城の中の資料にもありますが、実際には3昼夜かかって築城されました。
しかも、最初に馬柵を組んで、それを挟んで敵と戦闘しながらの作業だったそうです。
かなりぎりぎりの綱渡りでかろうじて完成させたというところのようですね。
そんな実際の話や、秀吉にゆかりのある他のお城のこと、また主要な戦いのことなどを資料館となっている城内で見ることができます。
さて、それではお城までの風景などを写真を交えてお伝えします。
岐阜駅からのバスを墨俣停留所でおりて、長良大橋に向かうと、橋の上からこんな風にお城が見えます。
長良川の堤防沿いにこのお城を見ながら歩きたいところですが、その道はかなり危険と感じました。
(歩道がなく、交通量が多いうえに、車はみな結構なスピードを出していました)
ですので、少し引き返して北(つまりお城の方向)に向かう階段を下りて歩いていくことにしました。
途中、桜並木があるので、桜の季節はさぞきれいなんだろうな、と思いつつ北上します。
すると突き当り付近にこんな感じでお城が現れます。
左手からお城にのびる、その名も「太閤出世橋」なるものを渡っていくと、正面に
秀吉の像が見えてきます。
お城の入場料は大人200円でした。
中に入って一気に最上階まで上がると(5階建てなので、少し気合を入れましょう)
そこそこにいい気分です。
まあ、前日に岐阜城に行ってますので、それと比べるとちょっとあれかもしれませんけどね。
この写真、左のずっと先が岐阜城(のはず)です。
一通り景色を楽しんだ後に、今度は降りながらいろいろな展示を見ていきました。
まあ、本来とは全く逆から見てるわけですが、各階ごとにテーマがありますからそれほど違和感はなかったですね。
それにしても、秀吉ゆかりの城がいっぱい紹介されてましたが、結構私行ってます。
ですが、案外故郷に近いにもかかわらず言っていないのが、清州城。
これはいずれ機会を見つけていかないと。
帰りは名阪近鉄バス(1時間に1本しかないんで気を付けましょう)で大垣に出て、そこから帰路につきました。
ちなみに、岐阜からのバス(岐阜バス)のバス停と、名阪近鉄バスのバス停は、大垣方面について別の場所にあります。
詳しい情報については、墨俣一夜城の受付の方に聞くと、地図と時刻表をいただけると思います。
(受付の皆様、どうもありがとうございました。)
さて、楽しい岐阜ツアーについてはこれにておしまい。
次はどこに行こうかな?
それではまた、次のおもしろ不思議でお会いしましょう。