アインシュタインの夢ついえる その3 日経サイエンス2019年2月号より

不思議大好きの、まんぼうです。
さて、前回は「アインシュタインの夢は本当についえたのか?」というところで終わりました。
一介の野良学者、まんぼうが、最新物理学の結論に、どんな異議をとなえるのか!?
それでは早速いってみましょう。

測定していない物理量が存在しないって、結構突飛じゃない?

そんなことを言えば、光速に近づくと時間が遅れるとか、そういうのも突飛では?となりますよね。
でも、それを受け入れることで、うまく説明がつくのなら、受け入れて行かなきゃだめです。
そうして、科学は進んできたのですから。
でもね、
「ここに、ABC三つの仮定があります。その三つのうちどれか一つを受け入れることで先に進めます。ちなみに、その三つはどれも同じくらいに突飛です。」
となった時、Aだけ受け入れて、他の二つを捨ててしまうのはどうでしょう?
Aと同じようにBやCを受け入れたパターンも考えておいた方が良くないですか?

復習 局所実在論が成立する仮定

前々回で説明しましたが、ベルの不等式は局所実在論が成立するときに満たす不等式です。
で、局所実在論か、成立する仮定は、次の三つ
1.物理量は測定してきない時でもある決まった値を取り、測定とはそれを読み取る行為である。
2.光を超えるスピードで、情報が伝わる事はない。
3.マイナスの確率は存在しない。
です。
そして、ベルの不等式が破れることがあると実験で判明しました。
すると、なぜか皆さん、1.が間違っていたんだ、とおっしゃるわけです。
あれ?
2.や3.が間違ってた可能性は考えないんですか?
ということで、無謀にもまんぼうがその可能性を探ってみます。
っといっても、野良なので、数式で証明はできませんが。

光を超える速さで伝わる情報があるのでは?

超光速粒子、その名は「タキオン」。
宇宙戦艦ヤマトでも馴染みですね。
その他、スタートレックとか、ドラえもんとか、SFではお馴染みです。
じゃあ、そんなのが本当にあるのか?となると、
“わからないけど、ないんじゃないかなぁ”
となるようです。
場の量子論と言うものでは否定的だそうですよ、wikiによると。
なので、かなり勝算は低いんですけどね。
完全にないわけじゃない、よね?

マイナスの確率があるのでは?

世の中、陰と陽、天と地が有るように、プラスとマイナスが有ります。
とは言え、そうでは無いものもありますね。
重さとか。
質量と言い換えてもいいでしょう。
つまり、マイナスの質量はない。
よって、マイナスの“存在”が無いので、マイナスの確率もない。
でもね、マイナスの“存在“が有るとしたら・・・
似ているものとして、反物質などいかがでしょう。
物質と正反対の”存在“。
物質と一緒になると、消滅してしまう”存在“。
こう考えると、あながち、マイナスの確率を否定しなくてもいいのでは?となりませんか。
既に私たちは、「2乗するとマイナスになる数字」、虚数と言うものをいたって普通に使っているんですし、そのくらいの無茶はいいのでは?と思っちゃいますよ、私は。

どちらかが正しければ、あるいは・・・

どちらか一方が正しいなら、「測定していない時でも、物理量がある決まった値を取る」としても問題はなくなり、アインシュタインの夢は続いていくことになります。
きっと、どこかで、どれが正しいのか、決着がつくでしょうね。
いや、ついてほしい!例えそれが、アインシュタインのゆめついえる、の結果であっても。

と言うことで、量子もつれの話は終わりです。
次回からは、久々にNatureダイジェストをネタにすることにします。
お楽しみに。
それではまた、次のおもしろ不思議でお会いしましょう。

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