はしびろのお気に入り Chapter 17 「追放された転生重騎士はゲーム知識で無双するはしびろのお気に入り」 ジャンル:コミック
趣味を作ることが趣味の、はしびろこうです。
”週一で投稿するぞ”と意気込んでいたのですが、さるゴールデン・ウィークはそれなりに楽しく。
(もちろん、地獄を抜けたことで、めっちゃホリディだったことは言うまでもなく)
靱公園にバラを見に行ったり、その帰りにナンジャモンジャの木の花を愛でたりしているうちにあっという間に終わってました。
そう、ブログを書くことを忘れている間に・・・
と言うことで、仕切り直しな感じで今回も”お気に入り”カテでお送りします。
割とよくある”転生もの”なんですが・・・
”転生もの”といえば、今やラノベ界でもコミック界でもよくあるものです。
よくありすぎで、食傷気味という方もいらっしゃることでしょう。
私自身はあまり”飽きることがない”質なので、それほど気にせず転生ものを楽しんでいるのですが。
この作品はちょっと変わったところがありまして、
転生に関する記述がほとんどありません。
まあ、転生ものが世に氾濫したことで、
・転生に関する情報をたくさん書く
・転生に関することはぼんやりと書く
の2通りに分かれているように思います。
前者の”情報をたくさん書く”系統では、主人公が授かる特別な力の記述が多くなります。
後者の方の”(情報を)ぼんやり書く”系統は、結構少なくて必死に活動している間に偶然気づく感じになっているように思います。
ところが、この作品は、”転生に関する記述がとても少ない”んです。
むしろ、ほとんどない、と言ってもいいでしょう。
でも確かに主人公は転生していまして。
それがわかるのが、
主人公は、自分が転生した世界のことを、”半端ないくらいに詳しく”知っています。
主人公が転生した先の世界のことを、半端ないくらいに知ってます。
それこそ、異常なほどに。
ただし、逆にいうと、主人公の持っている特別な力は、”それだけ”です。
でも、それだけしかない力をフルに使って、自分とパートナー(相棒)の強さを”あり得ない”くらいのスピードで上げていきます。
そして、相棒(主人公が男性、相棒は女性です)が、また、かっこいい!
転生ものでは、主人公がなんらかの事情で、ほぼたった一人になったりします。
そして、その後、仲間ができます。
多くの場合、転生した主人公と違う性別の仲間ができます。
そして、主人公が男性の場合、仲間に女性が、それこそうじゃうじゃとできまして。
なぜかハーレム状態になります。
まあ、ハーレム状態が嫌いというわけではないのですが、そういうのが前面に出ると、ちょっとおじさんとしては引いてしまします。
この作品でも、主人公が男性で、最初にできる相棒が女性です。
ところが、この女性、十分に可愛げもあり、魅力的で、主人公に対してほのかな恋心を抱いていそうな雰囲気はありますが。
それ以上に、とっても”かっこいい”んです。
序盤の見せ場を少しだけ紹介します。
序盤の頃の見せ場に1つと思われるものを、なるべくぼやかしながら紹介します。
主人公とパートナーでダンジョンを探索している時に、ほぼ勝利不可能と思われる強敵と遭遇します。
とある事情で二人ともが逃げるわけにはいかなかったので、主人公がパートナー(とその場に居合わせた冒険者)を逃します。
”この場は俺に任せろ。すぐに追いかけるから”
的な、よくある展開です。
果敢に敵に挑む主人公ですが、力およばず絶体絶命のピンチに陥ります。
そこで、パートナーが登場して、ピンチを救います。
そう、これ、主人公とパートナーのよくある立ち位置が逆転しているんですよね。
よくある、”ヒロインが陥っている絶体絶命のピンチを、主人公が救う” の反対をするパートナー。かっこいいに決まってます
実際は、戦隊モノなんかで最初のメンバーがピンチに陥った時に、新メンバーがそれを救う、というパターンと同じではあります。
それを、ヒロインポジションの相棒がやってのけるところが、かっこいいんですよ。
その際の1つ1つのセリフなんかも、”この人が主人公なのでは!?”と思うくらいにビシッと決まってます。
でもね、ヒロイン的な場面もちゃんとありましてね、
いろいろな表情ができるパートナー(兼ヒロイン)ってのがまた、面白い。
かっこいい表情だけではなく。
間抜けづら、呆けた顔、ちょっと悪い顔・・・
いろいろな表情があって、それが面白い。
(慎重勇者の女神様あたり、それに近いものがあったかも)
もう1つ私にとって安心して楽しめるのは、
(今のところ)ハーレムにはなっていない、というのが安心して楽しめます。
どうも、おじさん、若い頃から惚れた腫れたが苦手でして。
今までに最後まで楽しんだラブストーリーは”101回目のプロポーズ”だけだったりします。
かの源氏物語も、恋愛要素がふんだんにありすぎて、何度も挫折しています。
これでも大昔ですが、センター試験の国語は常に190点近かったですし、古典の範囲は常に満点でした。
つまり、文章を読むことは得意中の得意、にもかかわらず、源氏物語はダメだったんです。
そのくらい恋愛要素が苦手な私なので、前にも書きましたが、話が恋愛ルート、特にハーレムルートに入った途端に興味をなくすことが多いんですね。
でも、この作品は今のところ、ヒロインは一人だけですし。
そのヒロインはちゃんと主人公を意識してますけど、それ以上に信頼してますし。
主人公はヒロインをそれほど意識してませんけど、非常に信頼しています。
まあ、いずれ主人公とヒロインがくっつくのかもしれませんが、それはそれで楽しめるでしょう。
変に恋愛モード爆裂にならない限りはね。
他にも楽しんでいるコミックはたくさんありますが、最近の大ヒットはこの作品ということで、お気に入りとして紹介しました。
さて、次の話題はどうしましょうか。
選挙も近いですし、例のモンスターがマスコットになっているイベントも始まりましたし。
その関連で書いてみましょうか。
”怖いとは何か”なんてのも、面白いかもしれません。
(”怖い”という感情を、理論立てて考えてみるってことですけどね)
それではまた、次のネタでお会いしましょう。