投稿が途絶えていた2年間でしていたこと(ストアカの講座を作っていました)
趣味を作ることが趣味の、はしびろこうです。
前回の投稿からもう二年も経っているんですね。
早いものです。
その間、何をやっていたかというと・・・
ストリートアカデミーの講座を作っていました。
前回の記事で紹介したMacBook Airで、ストリートアカデミー(略してストアカ)の講座を作っていました。
https://www.street-academy.com/steachers/625318
すでに講座は16個になっていて、それなりのボリュームです。
おかげさまで各講座1〜2回は開催できて、それなりに経験も積んできました。
ということで、ブログでも宣伝してみた次第です。
ストアカ講座の目的は、科学でつまづいた人のナビゲートをすること
私の講座は2種類あって
1.ガチでシリーズ
2.イントロシリーズ
なんですが、イントロシリーズはガチでシリーズの準備段階の講座になっています。
で、この2つで何がしたいかというと、
科学に興味を持ったのにつまづいてしまった人のナビゲートをする。
ということです。
そもそもなぜ科学でつまづくか?数式があるから
そもそも科学に興味を持ったのにつまづいてしまうのはなぜか?というと
数式が訳わからんから
だと思います。
なので、世にある入門書(簡単な〜〜とか、よくわかる〜〜という本)は、数式を使わない方向で頑張っています。
私もファンだった故ホーキング博士も、その著書で「数式が1つ出るたびに読者が半分になる」とおっしゃっていました。
(どなたかにアドバイスをもらったそうですが)
つまりこの方向も間違ってはいないのでしょう。
しかし
数学抜きで科学は語れるのか?不可能に近いでしょう
科学は、本質的に数式(数学)を含んでしまっています。
かの有名なガリレオ・ガリレイさんも「自然の書物は数学の言語で書かれている」という意味のことをおっしゃっていたそうです。
(ちなみにガリレイさんは近代科学の父と言われることもあるそうです)
つまり、数学という言語を使わずして科学を説明することは、もともと不可能なんです。
にもかかわらず、多くの人が嫌っている数学を避けることで、科学を人々に解説することに力を注いでいる。
もちろん、そうした努力で科学に興味を持ってもらえるでしょうけど。
そうした人がその先に進もうと思っても、必ず数学の壁が立ちはだかります。
どのみち超えねばならぬ数学の崖を、非常に苦労して避けている。
なんだかまどろっこしいことをしていると思いませんか?
いっそ数学をガツンと使って説明してはどうだろう?というのが私の講座のコンセプトです
どうせいつか超えねばならぬ数学の崖ならば。
最初から順を追って超え方を説明すればいいのでは?というのが私の講座のコンセプトです。
なので、
ガッツリと数学を使います
ですが、途中を省略せずに一歩一歩進んでいきます。
大体、入門書より先に進もうとすると、大学教養課程レベルの教科書になったりします。
大学教養課程レベルの教科書は、
このくらいのこと、わかってるでしょ?
というスタンスで書いてあるので、途中の式変形とかはすっ飛ばします。
なので、普通の人はここで脱落します。
まあ、私のように単位を取るために必死で食らいつけば、なんとか崖は越えられますが。
多くの方にとって、科学は娯楽なので、そんなに必死になれるわけもない訳です。
で、科学が嫌いになって、それはその方の子供さんにも受け継がれて・・・
となってしまい、悲しいことに
〇〇(例えば、三角関数とか因数分解なんかが入りますが)なんて、世の中に必要ない
なんて言われてしまうわけです。
一応、日本は先進国と自称しているので、これはまずいのでは?
まあ、三角関数とか因数分解とか、一般の方の日常生活では使いませんが。
それらは私たちの生活の目に見えない部分で活用されています。
(数学がなければ、スマホ1つ作れませんからね)
それを”世の中に必要ない”と言ってしまっては、自称先進国の国民としてまずいんじゃないですかね?
せめて
ああ、〇〇ね。うん、普通に理解はできたよ。私は今使ってないけどね
くらいになって欲しいものです。
そして、せっかくですから、〇〇の中には、それなりに難しめの物理とかが入ってもいいんじゃないでしょうか。
特殊相対性理論とか量子力学なんかですけどね。
そもそも、科学に興味を持ってもらうための講座も必要かも?
そんな夢と希望を持ってガチでシリーズとイントロシリーズを作りました。
でも、そもそも科学に興味を持ってくれる人自体少ないかもしれませんよね。
いいんですよ、科学に興味がなくても。
でも、科学が持つ”論理性”を身につけると色々と便利だと思います。
なんでも自分で情報を集めて、自分の頭で考える、という力をつけておくと、
”陰謀論”とか、”陰謀論だ!という陰謀論”、安易な”科学的に云々”という情報に惑わされずにすみます。
(1つだけ言いますと、「これは科学的に絶対に正しい」というのは、大抵似非科学です)
まあ、下手をすると何も信じられなくなって、余計にしんどいかもしれませんがね。
それはさておき、科学に興味を持つ可能性があるのにその機会がない、という人もいらっしゃるかもしれませんから。
そう言った方のための講座”ゆるゆるシリーズ”も必要かもしれないと思う今日この頃です。
なかなか時間は取れませんが、ゆっくりやっていくつもりです。
それではまた
久々に美カテなんかでお会いできたら、なんて思ってます。