DTMに挑戦 part2 早速の方針変更(DAWについて大きく変更)

趣味を作ることが趣味の、はしびろこうです。
DTMを始めてすでに3週間が過ぎようとしています。
まあ、その間には、いつもの通り、すったもんだがあったわけですが。
今日の内容は、始めてから1週間後から3週間後、の前半というところです。
つまり、次の記事で現状に追いつくわけですね。
本日の主な内容は、DTMについてのPC的環境の決定(方針変更)です。
では早速お送りしていきましょう。

スムーズにスタートを切った、と思ったのですが。早くもLinuxの限界が見えた?(実は年齢的限界かもしれませんが)

最初に決めた方針に従って、Ubuntuのソフトウェア管理ソフト(?)からLMMSというDAWをインストールしました。
これは、非常に簡単なものでして、改めてお伝えする内容はありません。

その後、「LMMSの使い方」で検索してヒットしたページを、片っ端から読んでいきまして。
1週間後には、何とか記憶にあるパソコンゲームの音楽を再現する(と言ってもメロディーだけですが)ところまで行きました。
そのゲームというのは、いまだに私の中で一番良かったゲームとして存在している、「オホーツクに消ゆ」というレトロゲームの、MSX版のエンディングです。
また、機会があればご紹介します。
案外早く使えるようになったと感じましたが、それはLMMSというソフトが非常に使いやすかったんだということだろうな、と感じています。
(ほかのDAWを使ったことで、そう感じたのですけど)
ただ、さらに先に進むというところで、壁にぶち当たりました。

VSTというものが読み込めない?(まあ、不完全ながら方法はないこともないのですが)

VSTというのは、Virtual Studio Technology(ヴァーチャル スタジオ テクノロジー)ということで、PCの画面上にシンセサイザーとかの画面を出して、それを通して音作りをするってことだと理解しました。
ただ、もっとかみ砕くと、「音の種類(ピアノとかギターとかですね)」を増やしたり、操作画面を気に入ったものに変えたり、といった機能のようです。

それで、この、「音の種類を増やす」ってこと、結構大事だと思うんですよね。
元々LMSSに入っている音源だけでも、一通りのことはできますが、ちょっと音色にこだわりたいとなると、物足りなくなるんですよ。
そうなったときにとる方法として
1)どこかから気に入った音色をもってきて追加する。(プラグインの追加)
2)自分で作る。
で、1)のプラグインというのの一つにVSTというものがあって、それを組み込む機能が、LMMSにはあったはずなんです。
が、私がインストールしたLMMSには、そのメニューが見当たらず。
よくよく調べてみますと、ディストリビューションが提供しているLMMSをインストールしてもダメなんだそうです。
推奨されているのは、
「WINEというものを経由して、Windows版のLMMSをイメージ化したAppImageを動かしてやる」
ということのようで。
その辺は
https://lmms.io/wiki/index.php?title=Working_with_VSTs
を読んでください。
ページの中ごろに、AppImageのダウンロード先を紹介していますが、ここにもそのサイトを張っておきます。
https://lmms.io/download#linux
一応、どんな風に動かしたかを簡単に紹介しますと、

  1. WINEの最新版をインストールする、またはインストールされていることを確認する。
    方法は、各ディストリビューションごとに違うでしょう。
    Ubuntsuですと、
    Ubuntu Softwareを開いて、左上の虫眼鏡マークをクリック。
    検索ウィンドウに「wine」と入力してエンターすると、候補が出てきます。
    Wineを言うのをクリックすると、そのソフトウェアの状態が出てきます。
    (その前にソフトウェアの更新をしておく方がいいでしょう)
    で、ボタンが「インストール」となっていたらそれをクリックしましょう。
  2. LMMSのAppImageをダウンロードします。
    まあ、デフォルトで入っているブラウザで、上記ページを開いて、Linux用のAppImageをダウンロードすれば「ダウンロード」ディレクトリに入っていることでしょう。
  3. それをユーザーディレクトリに移動して、実行可能な状態にします。

3、については、ダウンロードサイトに書いてあるように、
”chmod +x *.AppImage”というコマンドを、コマンドラインで打ち込んでもいいのですが。
(その時に、AppImageがあるディレクトリに移動しておかないといけませんが)
今3行かけて言ったことが理解できない方は、もっと単純に、GUIの操作で頑張りましょう。
そうそう、Unix系(Linuxもそうですが)では、Windowsでいう「フォルダ」というのを「ディレクトリ」と呼びます。
その辺、読み替えながら見ていってください。

  1. デスクトップ画面の中で、ホームディレクトリが出ているはずです。(ユーザー名のディレクトリですね)それをダブルクリックします。
  2. さらに「ダウンロード」とか「Downloads」とかいうディレクトリがあるはずなので、それを開き=ダブルクリック します。
  3. lmmsで始まって、.AppImageで終わるファイルがあるはずなので、とりあえずそれをホームディレクトリの下に移動します。(ファイルの右クリックを使いつつ切り取りと張り付けを使うといいでしょう。)
  4. ファイルを左クリックして、プロパティを開き、上のタブをアクセス権に切り替え、実行の横にある、「プログラムとして実行可能」のチェックボックスにチェックを入れます。

こうしておくと、このファイルをダブルクリックすることでLMMSが起動します。
LMMSの使い方は、またいずれご紹介するとして、簡単に触れておくと。
左の縦に並ぶアイコンの一番上「Instrument Plugins」をクリックし、その中にある「VeSTige」をソングエディターにドラッグアンドドロップします。
ソングエディターに出てきた「VeSTige」というところをクリックすると開くVeSTigeというウィンドウの「VSTプラグインは読み込まれていません」という部分の左端にある緑のフォルダマークをクリックします。
ファイルの選択ウィンドウが開くので、用意しておいたVSTの中の.dllを読み込みます。
うまくいけば、それが動作する、のですがダメなときはフリーズもしますし、何もなかったかのように拒否られたりします。
ところが、windows版のLMMSだと、Linuxで読み込めなかったVSTもきっちり読み込んだりするんです。
となると、LinuxのLMMSを使う以上、好みの音を自分で作り出さないといけないわけです。
しかし、それをするとなると、シンセサイザーの操作に慣れたりいろいろと大変なわけです。
私があと20歳も若ければ、きっと力業でシンセサイザーの勉強の方向に進んでいたのですが。
すでに、初老の私は、こういうあれこれを、「お金」の力で解決することにしました。
といいますのは、

LinuxマシーンをWindows10 + Linuxのデュアルブートマシンにする。

つまり、Windows10を買えば、LMMSを使うとしても、かなり選択肢は広がるし、手間もかからなくなる、ということで。
Windows10を購入することにしました。
DSP版なら14000円ですからね。
おかげで、MIDI用のキーボードは、早くても年末までお預けとなりましたが。

ああ、なぜデュアルブートかというと、Linuxマシンも必要だからです。
いまだに現役のiPod nanoとiPod shuffleのためにね。
そのほかに、まあ、趣味の部分もあります。
ついでにデュアルブートについても書きたいのですが、いろいろとパターンがありすぎて書き切る自信がありません。
ちなみに、私はSSD+HDD1+HDD2の構成で、
1)SSDにWindows10をインストールして
2)HDD1にUbuntuをインストールする、ときになぜかGRUBがHDD2にインストールされてしまったので
3)マザーボードの設定画面(私のマザーボードは古いので、電源を入れた直後にF2とかDELとか押して入る、昔のBIOS画面です)で、ブートの順番を1番目をHDD3に設定してやると
完成しました。
2番目のUbuntuインストールで、まあ、いろいろと間違っちゃいいけない事(Windowsを入れたSSDにUbuntuを入れてはいけないなど)があるので、気を付けないと、です。
その辺は、それ用のサイトを探して確認してください。
で、Windows10を使うと決めてしまえば、
せっかくWindows10を用意したんだから、DAWも考えなおさないと。
別にLMMSに不満があるわけではないのですが。
Windowsの世界では、LMMSはある意味マイナーなんです。
どうせなら、メジャーな奴を使いたいですしね。
あと、これは私のカンですが、何か一つ使えるようにしておくと、別のDAWもある程度すんなり使えるようになるんじゃないかなと。
これ、プログラム言語でこう思うようになったんですけどね。
とにかく、LinuxではLMMSに決まるのが結構早かったのですが、Windowsとなると、ちょっと3つ巴の様相を呈していたもので。
そのあたりについては、次回お届けしようと思っています。

ということで、しょっぱなから方針変更はあったものの、楽しく進めているDTMへの挑戦。
どんどんとお伝えしつつ、進めていこうと思っています。
それではまた、次のネタでお会いしましょう。

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