テレワークを阻む心理面からの考察

趣味を作ることが趣味の、はしびろこうです。
なんだかCOVID-19が、わけのわからないことになってます。
みんな、てんでばらばらのことを主張するようになってますしね。
まあ、私もそんな事してる一人ですが。
ということで、今日も素人が一生懸命考えたCOVID-19ネタです。

なんか計ったかのようによく似た記事が出ました。

ちょうどこの記事の下書きをしているところで、以下の様なニュースをネットで見つけました。
テレワークの「リバウンド」はなぜ起きる? 「意識が低い」で片付けられない構造的な問題
筆者は特に肩書のない方のようですから、まあ、私と同じ立場ですよね。
で、この方の主張は、”テレワークが浸透しないのは、日本の従業員・管理職・経営者の意識が低い”という「ふわっとした議論」ではなく、小さな規模の会社が多いという構造自体を変えなければならない”という事のようです。
分からないわけではないのですが、私はあえて、なぜ小さな会社のメンバーがテレワークを阻むのかを、心理面から考えてみようと思いました。
そうすれば、会社の規模が小さいままでやり方を変えられるのではないかと。
会社の規模を大きくしていくという壮大な計画を考える前に、もっと手っ取り早くできることはないかという事ですね。
ある意味「ふわっとした議論」を批判する方が楽かもしれませんが、あえてその「いばらの道」を行ってみようと思います。

緊急事態宣言解除で、満員電車が復活しましたよね。

テレワーク、浸透しませんでしたね。
緊急事態宣言が解除されるとすぐに、ヒャッハーって感じで絶対出社に切り替わったところも多いでしょう。
うちも、2週間の間はあけましたが、絶対出社に切り替わりました。
それこそ、「ヒャッハーっ!!」って感じで。
(そういう感じだったのはもちろん、経営者と上層部だけでしたがね)
昔の記事でも書きましたが、社員と会社が本気になれば、テレワークを続けられたはずなんですがね。
満員電車が復活したと言う事は、そんな会社が多かったんでしょう。
なぜ、こんなことになってしまったのか?
今回はその辺りを緩々と考察しましょう。

コスモス色の未来を阻むのは、人間の心理。

コスモス色の未来というのは、白でも黒でも灰色でもない、それらの斜め上にある未来です。
この記事でそのあたりのことは言っていたので、気になった方はどうぞお読みください。
このコスモス色の未来のためには、次のようなもの。
出勤や勤務形態を今までとは一変させ、通勤途中でも勤務中でも密状態を避ける。
しかし、経済を回すために娯楽に関しては感染リスクを承知で行動する。
そして、感染が速やかに発見されるように検査体制を整備して、医療体制も万全にする。
そいういう未来です。
このための障害になるのが、新しい勤務形態を阻む勢力です。
この抵抗勢力とも言える存在について考えるために、とりあえずテレワークをモデルとして考えていきましょう。
なぜ、多くの会社が、緊急事態宣言解除でテレワークを禁止してしまったか?
それは簡単なことで、
「会社としてテレワークが嫌で嫌でしかたなかったから」
ですね。
今回も、「おいおい、それは違うだろう?」と言うことがありましたら教えてください。
考慮した上で、反論するなり訂正するなりします。
もちろん、それが論理的ならですが。
さて、話を本題に戻しまして。
なぜ会社がテレワークを嫌がったのか?これを考えてみましょう。

会社がテレワークを嫌がった原因は、4つの心理によると考えます。

いろいろ考えてみたところ、4つの心理が働いているのではないかと考察しました。
このうちの2つは、かなり醜いものになりますが、敢えて白日のもとに晒すことで、対処できないかなと考えています。
とりあえず、あまり醜くないものか、順に取り上げていきます。

その1、正常性バイアス及び現状維持バイアス
※2020.7.19 現状維持バイアスも必要だと思ったので変更しました。

人は、というより生物はと言ったほうがいいかもしれませんが、変化を嫌います。
※2020.7.19 言葉が足りないので追記しました。
これを現状維持バイアスといいます。
そして状況によってこれは正常性バイアスに変化します。
※ここまでが追記した部分です。
これは生物として普通に生きている状態であれば、有利に働きます。
ちょっとそのあたり、深掘りしましょうか。
今生きている状態から何かしら変化するという事は、不確定要素が発生するということを示します。
この不確定要素には、死につながるものが考えられます。
なので、変化を打ち消す様な行動を取るのが正しいことになります。
通常時には。
緊急時には、これが仇となることがあります。
※2020719 ここから追記した部分です。
緊急事態や危機的状況において、正常性バイアスのもとになる「変化を嫌う」という性質が、ある厄介な状態を引き起こします。
これが”正常性バイアス”です。
※ここまでが追記した部分です。
皆さんも知っての通り、この正常性バイアスの為に、逃げ遅れることがあるんですよ。
ちなみに、今のCOVID-19の流行に関して言うと、私は緊急時だと考えます。
まあ、本題に戻りますと、今まで普通にしていた満員電車での通勤がなくなると言う変化を、本能的に嫌ってしまう。
これはある意味自然なことですね。
ただ、それにより対応策を取るのが遅れてしまうのは、なんとしても防ぎたいところです。

その2、コンコルド効果

コンコルド効果とは、
「人は投資してしまったものに対して、それが損失につながっていることが明らかでも、次の投資をやめられなくなる」
と言うものです。
しかも、投資した量が多いほど、やめにくくなる様ですね。
まあ、パチンコで負けがこむと、それを取り戻そうとして余計にやめられなくなる、あの心理ですかね。
ダメンズと別れられない女性心理もこれに関係するかもしれません。
実はこれ、人間以外の動物でもみられるらしいですね。
つまり、かなり本能的なものだと言うこと。
それでは本題に戻りましょう。
緊急事態宣言まで、労働者は多くの時間と労力を通勤にかけてきました。
もし、テレワークが浸透してしまえば、この通勤という行動の意味が消滅します。
そうなると、これまで費やしてきた通勤への時間と労力が、無に帰してしまう。
自分の価値の中で、この通勤に関するものか多くを占めていると考える人にとっては、これは自分の否定であると捉えるかもしれません。
こういう方は、なんとしてもテレワークを阻止しようとするでしょう。

その3、ひがみ根性

ここから、ダークサイドに入っていきます。
普通の人間が持つ、普通のひがみ感情が、テレワークを阻みます。
ここでいうひがみ根性とは、今まで長いこと通勤で苦労してきた人に生じるものと考えてください。
「自分達が何十年と耐え忍んできた、通勤の苦労を、若い奴らに味わさずにおられようか!」
と言う暗い情念です。
もっと簡単に言うと、
「あいつらだけ楽しやがって。ずるい!!」
って感情です。
ね?普通にあるものでしょう?
このくらい情念が、テレワークを阻止する動きに繋がります。

その4 、嗜虐的嗜好

嗜の字が重なるのが気味悪いですが、こうとしか表現できなかったのでこのままにします。
別の言い方をすると”サディスティック”です。
すでに、暗黒面にどっぷり落ち込んでいるのは、パット見てわかりますよね。
でもこれ、案外普通の趣味と思われます。
なぜなら以下の事から推測できらです。
・世の中にパワハラとかブラック企業とか、山ほどありますよね。
・学校内とか地域コミュニティーでいじめとか仲間外れとか、腐るほどありますよね。
つまり、こういう暗黒ドロドロの感情や趣味というのは、多くの人々が普通に持っているものです。
そして、そういう人が普通であるということは、会社の経営者にもこういう考え方の人が非常に多くいるということですね。
まず、この、認めたくはない暗黒面を認めることが重要だと思います。

これらは人間の本質的な部分に関係しているため、これをなくそうとしても多分無理。

そうなんですよ、この4つの要素、
1. 正常性バイアス
2. コンコルド効果
3. ひがみ根性
4. 嗜虐的嗜好
は、人間の本質に関係しているものなので、これをなくそうとしても無理なんですよ。
誤解なきように言っておきますと、これと正反対の性質
1. 臨機応変
2. 冷静な損得判断
3. 憧れや応援の感情
4. 慈愛の心
というものもまた、人間の本質にあると考えています。
なので、「人間そんな悪い人ばかりではない!」と喚かないでください。
そんなことは、百も承知ですから。
とにかく、こうしたドロドロしたものが人間の本質にあって、それが取り除けないことを認め、受け入れた上で、今後の対策を考えるべきなんです。

普通の人がドロドロしていてもあまり影響はないんです。問題なのは、会社の上層部、特に経営者がドロドロしていること。

特に会社の経営者がドロドロしていると最悪ですね。
当然のように
・ブラック企業になったり
・長時間労働させたり
・パワハラが横行したり
・意味のない土曜出勤があったり
ろくなことになりません。
まあ、若い人はこういう会社だと判明したら素早く転職されることを強くオススメします。
おっと、話が脇にそれましたね。
こんなろくでもないことしかしない会社が、社員のために非常に良い効果のあるテレワークを取り入れるはずはないんです。
さいしょに紹介した記事を書かれた方は、テレワークが広まらないのは、日本には中小企業が多いからと主張していました。
その理由については、その方は無いも言っていませんでした。
しかし、私はついにその理由を導き出せたのかもしれません。
その理由が今までに語ってきたこと。
人の本質に、ドロドロしたものがあり、そうしたドロドロを全開にした人が中小企業の多くの経営者になっているから、ですね。

ただし、このドロドロした中小企業の経営者を非難しても問題は解決しません。

当然ですが、こうしたドロドロの中小企業の経営者を非難したところで、全く問題は解決しません。
彼らは狡猾な面も持っているのです。(というか、人間は狡猾な面を持っているのです)
自分のドロドロをうまく誤魔化そうとして、多くの人はそれに成功します。
テレワークではうまく行かない理由とか、対面でないと行けない理由とか、そんなものをうまくごまかして説明してきます。
そして、なんとしてもテレワークを阻止せんと、力の限り活動します。
その、何十分の一でも本業に使ってくれれば、すぐにでも大きな利益を得られるでしょうにね。
そんな、非生産的なことにだけは、全力で頑張れるという経営者が多いわけです。
ここまで来ると、「ああ、我々日本人は、テレワークで効率よく幸せに仕事をするなんて絶望的なんだ・・・」とすべてを諦めてしまいそうになります。
しかし、絶望は愚かものの結論である、です。
必ず方法はあります。
そういう方たちがどうすれば、テレワークに積極的になってくれるのか?
ようやくひとつ思いついた方法があるのですが、それはまた次の機会に。

今回は現状考察だけで終わりましたが、次からは”どうやってコスモス色の未来を手に入れるか?”についてどんどんと考えていきましょう。
まあ、途中に楽しい話題を織り交ぜていく予定ですがね。
それではまた、次のネタでお会いしましょう。

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