今こそK値の威力が発揮される時ではないでしょうか!!

趣味作ることが趣味の、はしびろこうです。

※2020.7.22 追記 その後いろいろ考えて、いま日本が持っているデータではK値を活用できないのではないか、と考えました。
こちらの記事でお伝えしています。

K値は、今までのCOVID-19の動向をうまく説明できないのかもしれません。

ご興味がありましたらご覧ください。

本日も、まんぼうっぽく、科学的な視点をもってお話していこうと思います。
お題は、「COVID-19対策におけるK値の利用」、ですね。
ちなみに、COVID-19とK値に関する情報を発信してくださっている中尾先生の論文などは、こちらからどうぞ。
あと、前の記事もK値について書いてますので、それも参考にどうぞ
ちなみに、中尾先生の論文を読むと、中尾先生自体は、緊急事態宣言や自粛に意味がない効果がない、とは言っていません。
むしろ、効果がないとは断言していない、効果がないとは言えない、というスタンスのようです。念のため。

実は今回の記事は、何度となく下書きを直しながら、過激な表現をなくす努力をしたんですがね。
それでもって、かなり柔らかな書き方をしているつもりなんですが、なかなかに嫌味ったらしく、過激に見えてしまって困惑しています。
まあ、嫌味も多少は含んではいますが、文字通り期待している部分も多々あるので、あまり気分を害されませんよう。
あ、途中で出てくるマスメディアの方は、申し訳ないですが、かばう余地がありませんでした。
結構時間をかけて、その方の正当性をくみ取れるところがないか、しつこく考えてみたんですけどね。
どうしても見つけられませんでした。
でも、それほど私に悪意はありませんし。
何の影響力もないド素人がなんかほざいている、って感じでスルーしていただければ幸いです。
それでは早速。

最近東京でCOVID-19の感染者数が増加していますね。

東京でCOVIC-19感染者数が増加している、これに異論を唱える方はいないと思います。
問題は、その解釈ですよね。
検査を積極的に行ったから、とのことですが。
でもそれを普通に受け取ると、今までは消極的だったのか?となりますよね。まずいまずい。
そういえば、ある有名人は、東京で感染者数が増加しているこの状況で、
「感染のピークは論理的に言って3月下旬で、40万人死亡は根拠レスだった。これはその時も私が言っていた事で、正しかった事が証明された!」
とドヤ顔してますね。
はっきり言いましょう、今そんな話に用はないと。
これから何度もくりかえしますが、COVID-19対策に関しては”スピード勝負”なので、過去をブチブチ言っている時間はないのです。
そういうのは、すべてが終わってから、時間を取ってじっくりすればいいのですから。

COVID-19の問題は現在進行形の問題。過去の検証は必要ですが、この問題はスピード重視なので、今はまだ過去を振り返る作業は二の次・三の次です。

先ほど言った通り、COVID-19対策は時間との勝負です。
そしてそれについて、中尾先生の論文を私なりに要約すると以下の通りになります。
「COVID-19の対策は、適時適切な対応が必要で、それにはK値が有用だ」
と。
つまり、COVID-19の対策にとって、過去のあれこれを議論している時間は、今はまだないんですよ。
今、この瞬間にCOVID-19感染者が増加傾向が減少傾向が、それを素早く読み取っていち早く対策を考える、それが大事なんです。
せっかく第1波を非常手段(経済活動をほぼ停止するといういうなれば暴挙)で回避して、ようやく作った”時間”です。
その貴重な”時間”は、次の対策を考え、実行するためだけに使いましょう。
ああそうそう、なのでドヤ顔しながら対策なんかも考えてくれてるなら問題ないんですがね。
その有名人の方の記事は、そういう感じではなかったと感じました。(私の読解力が低かったのかもしれませんが)
そういえば、その方は、”次に同じような状況が来ても、緊急事態宣言がいらないとは限らない”、なんておっしゃってますね。
第2波が来た時に、緊急事態宣言を出さなかったことで、感染が爆発的に広がってしまったという、最悪の事態に備えた、保身でしょうか?
あと、緊急事態宣言前からCOVID-19が減少傾向にあった理由もスルーしてますね。
これこそが、あえて今過去を振り返るのであれば、テーマとすべきたった一つのものなのですが。
その理由の考察なしに、”緊急事態宣言の前からCOVID-19の感染数が減少傾向にあった”といってみたところで、これからの考察になんの役にも立ちませんが?(いわゆる、時間の無駄、でしょうか。しかも”貴重な時間の”)
ここまでくると、失礼ながらこの記事は、これからのCOVID-19対策にまったく役立たずなもの、と言わざるを得ません。
いやかえって、”緊急事態宣言は不必要だった”という部分だけ読者の心に残るので、第2波が来た時に皆さんの緊張感が高まらず、とんでもない結果を招く原因になりかねない、そう感じますが間違っているでしょうか?
そういう意味では、ある意味罪深いと言わざるを得ないのかもしれません。
(これでもかなり、言葉を選んでいっているつもりですが)
前述した保身と思われるような部分もあわせて考えると、ちょっと・・・と思います。
(柔らかい言葉が見つからなかったので、あえて伏字にします)
それはさておき、なぜ、この方は持論を裏付けるデータであるK値のことを言わないのでしょう。
そしてなぜ、このK値を今の東京の状況判断に使うことを、提言しないのでしょう?
不思議で仕方ないです。
(普段は立派なことをおっしゃっている、それなりに頭のきれるマスメディアの方なんですけどね)

COVID-19対策には、適時適切な対応が必要。そのためにはK値による感染の傾向把握が有効(なんですよね?)

もう一度書いておきますが、中尾先生の日本語版の論文を読んで、「K値を使用して適時適切な対応をする事が、COVID-19対策に有効だ」と考えました。
が、私のこの認識はあってますかね?
特に、K値をもとにして、”緊急事態宣言が不要である、または不要であった”、と主張されている方にお聞きしたいのですが。
まあ、こんなローカルブログに返事なんかこないでしょうから、取り敢えず、あっていると仮定して話を進めます。
ところで今、東京で、そして小樽でも、感染者数が増えています。
そしてじわじわとですが、他地域でも感染者数が増加に転じているように、我々素人には見えます。
そんな状況を前に、多くの国民は、不安に陥っています。
そして、”経済活動を再度自粛すべき”という声と、”これ以上の経済活動の自粛は無理だ”という声が、どちらも悲鳴のように上がっています。
そんな中で、ある意味政府も行政も、どうしていいかわからない、立ち竦んでいる、そんな風に見受けます。
(まあ、実際はいろいろと考えて行動されていると信じていますが)
そんな状況ですから、今こそ、K値でこれらの議論に”科学的に”決着をつけるべきです。
K値によれば、東京も小樽も、緊急事態宣言が解除された後、つまり現状で感染者数が増加傾向にはないんだと。
あ、もうしわけありません、私は計算してないです。
でも、あれだけ自信たっぷりに緊急事態宣言は無意味と、自粛は意味がないと言い放ったのですから、こういう結果になりますよね?きっと。(自信ありますよね?緊急事態宣言は無意味と言い放った科学者の方?)
あ、今は増加傾向にあるが、タイミング的に緊急事態宣言とは無関係と言う結論かもしれませんね。
こっちのほうがありそうでしょうか?
でも、こっちであるなら、増加傾向を何とかするためにどうするか、についてできるだけの提案をしてほしいものです。
もちろん、まさか、緊急事態宣言じゃないですよね?その手段って。
当然、国民に「活動を自粛してほしい」と要請するはずないですよね?
そんなんじゃない、もっとみんなが納得して、安心して進んでいけるような方策を、提示してくれますよね?
だって、緊急事態宣言も自粛も意味がないんですから、それ以外の方策になりますよね?ね?
まあ、どちらにせよ、きっぱりと発表するべきですよ。
そして、国民の混乱を、今こそ科学の力で治めるべきです。

今こそ科学がデマ防止に役に立つと証明すべきです。

福島原発の頃から、科学者に対する一般人の目が、懐疑的なったような気がします。
なので、ここで一発ガツンと言って欲しいのですよ。
そして、一時失った科学に対する信頼を、取り戻してほしいのですよ。
そうそう、当然計算は済んでますよね?
COVID-19に関わる緊急事態宣言発令なんて滅多にないので、その正当性を検証する機会はとても少ないですからね。
COVID-19に関する緊急事態宣言解除によるCOVID-19の感染傾向の検証を持って、その正当性を証明するための代理手段にすることができるなんて、願ってもないチャンスですから。
(そう、科学者としてはともかく、人としては、また緊急事態宣言が出るのなんて、絶対に願っちゃダメですから)
こういう意味で、科学者なら当然、計算してるはず。
こんな機会を逃すはずはなく、自らの論が正しいことの裏付けとして、これを計算しているはずです。科学者ならね。
あ、私がやれば、ですか?
いやいや、私はただの野良学者ですし、こういう絶好の機会はそれを専門とする方に譲るべきでしょう?
これで1報論文書けるかもしれないんですし。
そのチャンスを私ごとき、専門外の野良学者がとっちゃ、まずいですって。
ということで、緊急事態宣言や自粛は意味がなかったと主張されている学者の方々、ぜひ我々の期待に応えるような声明を発表してください。
そうそう、早めに発表される方がいいですよ。
遅くなればなるほど、後出しじゃんけんだ~、なんて言われのない「いちゃもん」が来るかもしれませんからね。
それでは、心よりお待ちしています。

う~ん、下書きから書き写すところでも、かなりマイルドになるように文章を変えたんですがね。
それに、緊急事態宣言が無意味、自粛が意味なし、と主張する方に、ぜひK値を使って、今回の東京の状況を説明してほしいというのは、本心なんですし。
そして、それが私たちを安心させてくれるものなら、どれほどいいだろうと、心から願っているのも事実ですし。
う~ん、COVID-19については、本当に難しいところがありますよね。

ということで今回はここでおしまい。
次はまた、お気に入りを挟んで、
「私が考える、経済活動の自粛やノーガードではない、COVID-19の存在する世界での生活スタイル」
について、考察したいと思います。
そうそう、次のお気に入りは、とっても新鮮なネタな上に、私のある持論も関係してくるので、ちょっと力を入れて書いていきたいなと思っています。
それではまた、次のネタでお会いしましょう。
ちなみに、この関連ネタとしては、以下の3つがあります。
時間軸って気付きにくいものですよね。
K値から「緊急事態宣言は意味がなかった」「自粛は意味がなかった」とするのは正しいのか?
「K値によれば、緊急事態宣言や自粛には意味がない」とおっしゃった先生が、「意味のある自粛をしましょう」提言しています。(総論賛成、各論反対)

があります。

2020.7.22 追記 その後もいろいろCOVID-19がらみで書いています。
日記のカテゴリでお伝えしていますので、よろしければご覧ください。

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