はしびろのお気に入り Chapter 5 ”パウンドケーキ作り” ジャンル：クッキング、スイーツ
趣味を作ることが趣味の、はしびろこうです。
最近気の滅入ることが続いていますが、このコーナーでは少しでも気が晴れるような内容でお送りする予定です。
ということで、今回はきっと多くの人が大好きなスイーツネタです。
Chapter 5 ”パウンドケーキ作り”
ジャンル：クッキング、スイーツ
こう見えて（と言っても皆さんに私の姿は見えませんが）、なかなかの料理好きだったりします。
まあ、食べることが好きなので、自然と作る方にも興味が出たということと、一人暮らしが長かったので、生きるための技として自然に料理のスキルが上がったというのがあります。
とはいえ、スイーツ作りはちょっと特殊な分野なことは否めないところで。
そのあたりも含みつつ、パウンドケーキ作りがお気に入りになった経緯やその魅力をご紹介しましょう。
きっかけは、去年末に焼いたクリスマスケーキ
（デコレーションケーキ）
学生時代(研究室にいた頃)は、月1くらいで焼いてたんですよ。デコレーションケーキ。
研究室の人の誕生日ケーキの名目でね。
でも、結婚してから一度も焼いてなくて。
妻には結婚前に、「僕はケーキが焼けるんだよ。すごいでしょ！？」って自慢してたので、事あるごとに「いつになったらケーキ焼いてくれるのかな？」ってプレッシャーかけられてたんです。
で、いつまでも”ケーキ焼く焼く詐欺”でいるのも何ですから、思い立って去年焼きました。
もちろん美味しかったですよ、めでたしめでたし。
と終わったんですが、一つ問題が・・・
小麦粉と無塩バターが余ってしまった。どうしよう？
まあ、小麦粉はなんとか他に使い道があるとしても。
無塩バターはほとんど使い道がなくてですね。
そう、お菓子作りに使う以外には。
それでクッキーも焼いてみたりしたんですがね。
なんというか、達成感が今ひとつでして。
（多分膨らまないので楽しくないのかな？）
じゃあまたデコレーションケーキを焼くかと言いますと、それもなかなか大変でしてね。
と言いますのも、デコレーションケーキは日持ちしないんですよ。
生クリーム部分がどうしてもね。
それならばという事で、パウンドケーキを作ることにしました。
パウンドケーキ作りって難しいの？
いえいえ、作業自体は簡単ですよ。
材料の分量も簡単です。
小麦粉、バター、砂糖、卵が同量なんです。
（我が家では100gずつです。卵は中2個ですね）
パウンドケーキの別名は「カトルカール」っていうんですが、カトルが４つ、カールが４分の１という意味だそうで。
つまり「４分の１ずつを４つ混ぜる」って意味なんですね。
我が家ではそれを縮めた言い方の「キャッキャ」と呼んでます。
（ここからはパウンドケーキをキャッキャと呼ぶことにします）
ですが、唯一大変なのがバターを室温に戻す事です。
朝一で薄切りにしてステンレスボウルに入れて置いても、室温になるのは約8時間後。
ほぼ一日仕事です。
でも、ケーキをオーブンに入れて焼いていく時、だんだん膨らんで
山なりになっていくのを見るのは最高ですよ。
そうそう、キャッキャ（＝パウンドケーキ）を美味しくきれいに焼くために重要なのが、オーブンです。
オーブンレンジではなく、単機能のオーブン（しかもオーブントースターでないもの）を使うとうまく行くでしょう。
場所は取りますが、お値段的にはそれほど高くないですからね。
思い切って買ってみてもいいのではないでしょうか。
（他にもオーブンで作るものがとっても美味しくできます）
他にキャッキャづくりの楽しみはある？
もちろんありますよ。
それは「味」、すなわち食べることです。
しかも、キャッキャは時とともにその味わいを変えていきます。
できたてから当日は、フレッシュな感じ。卵の風味なんかも新鮮に香ります。
味もさっぱり系に近いですかね。
２日目は少し落ち着いた感じ。風味も味も柔らかくなります。
３日目以降はガツンとくる感じ。
味もどっしりとしてきて、風味も芳醇な感じになります。
私は３日目以降が好きですね。
ラムレーズン（もちろん、レーズンを自宅でラム酒に漬け込んで作ります）を混ぜると、また雰囲気がガラリと変わって美味しくなります。
まだやってませんが、ナッツ系統を入れるとさらに変化が出ていいでしょうね。
ということで、外出を自粛されている今、お菓子作りで気分転換などいかがでしょうか？
材料については、無塩バターやラム酒なんかはネット通販で、小麦粉や卵、砂糖はお近くのスーパーで入手されるといいと思いますよ。
ということで、今回はこれにて。
それではまた、次のネタでお会いしましょう。
