私の好きな名探偵 第4位 金田一耕助 その2

趣味を作ることが趣味の、はしびろこうです。
先週末に、少々食あたりになりまして。
お熱が39度程度出てしまった関係で、ちょっと休養していました。

さて、今回は「私の好きな名探偵 第4位」の金田一耕助さんが活躍する物語、ベスト3をご紹介します。
散々いってますが、独断と偏見出しまくりなので、そこはご容赦くださいませ。

第3位 悪霊島

決まり文句の「鵺の泣くよは恐ろしい」でお馴染みです。
ミステリーというより、ホラーといった方がいいのかもしれませんね。
まあ、金田一耕助シリーズは、そういうパターンが多いように思います。
しかも、この事件は単行本だと上下巻構成なんです。長いですね。
さらに、ホラー要素が多い上にグロテスク要素もしっかり完備。怖いですね。
という事で、私が若かりし頃には評価が低かったのかなと思います。
推理要素としては、物的なものより、心理的な物になりますね。
“この人の、この不自然な挙動は、何を意味するのか?”的な感じです。
そういう意味でも、まだ精神的に未熟であった、私の若かりし頃には、不評だったのでしょう。
(人生経験の浅い若者には、人間の心の機微というのは、少し難しかったと思います)
つまり、ある程度、年齢を重ねた人にオススメですね。

第2位 八つ墓村

こちらも名ゼリフ「八つ墓村のたたりじゃ〜」でお馴染みですね。
ネタバレは禁物ですが、ある意味でハッピーエンドです。
読者もさることながら、主人公(金田一耕助さんではありません)の推理が次々と覆されるのが、ある意味快感ですね。
推理もさることながら、冒険物としても読めると思います。

第1位 犬神家の一族

決まり文句や名ゼリフよりも、人が湖に逆さまになって刺さっている名場面でお馴染みですね。
”見立て殺人”と呼ばれるジャンルだと思います。
絡みに絡んだ謎が、最後に明かされていき、ある意味ではハッピーエンドとなります。
(悲しい最期を迎える人もいるのですが、それも含めて私は良かったのではないかと思います)

実は、まだすべての本を読んだわけではなかったりするんですよね。
(病院坂の首くくりの家、とか)
それでも文句なしに私の中でベスト5入りというのは、やはり日本の誇る名探偵と言えるのかもしれません。

さて、次はいよいよベスト3に入ってきます。
すでに第1位はシャーロック様と決っているので、あと2人ですね。
それではまた、次回をお楽しみに。

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