私の好きな名探偵 第4位 その1

趣味を作ることが趣味の、はしびろこうです。
私の好きな名探偵に、いよいよ、日本人が登場です。

私の好きな名探偵 第4位
金田一 耕助

(1946~1980)作者:横溝 正史

おそらく、日本の名探偵筆頭だと思います。
いろいろご意見はあるでしょうけど、まあ、そこはお許しください。
なにせ、このコーナーは、はしびろこうの偏見出しまくりのコーナーなので。

実は、若いころはさほど好きではなかったんですね。

私の中の、第2期推理小説ブーム(大体、20歳再前後です)でも、それほど印象に残ったわけではありませんし。
(ちなみに、第1期は、小学生のころ。シャーロック様を知ったころですね)
でも、40歳を過ぎたころから急速に好きになりまして、ついにはベスト5に割り込みました。
同じように、40歳を超えたあたりから赤丸急上昇(表現が古いですが)したものに、「ルパンシリーズ」があります。(初代のほうですよ。念のため)
両者に共通する特徴として、私が感じるのが、

「大人な小説」。

という所でしょう。
ルパンシリーズでは、その”非現実的なところ”が。
金田一耕助シリーズでは、その”事件が凄惨さなところ”が。
それぞれ、大人の味を出していると思います。
それに、金田一耕助シリーズは、確かに凄惨な滑り出しですが、ハッピーエンドのものもあります。
もちろん、救いようのないエンディングもあったりしますが。
それもまた、大人の味なんでしょう、私が思うに。

そして、ギャップ萌え。

もう一つ、金田一耕助シリーズの魅力としては、ブラウン神父でも出てきましたが、”ギャップ萌え”がありますね。
どう考えてもさえない風貌、フケだらけのもじゃもじゃ頭。
そういう外見から繰り出される、キレッキレの鋭い推理。
そりゃあ、読者の心をわし掴むわけですよ。

そいうことで次回は、私が選ぶ金田一耕助シリーズのベスト3をご紹介します。
それではまた、次回の講釈でお会いいたしましょう。

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