私の好きな名探偵 第5位 その1

趣味を作ることが趣味の、はしびろこうです。
さて、ようやく2人目の名探偵の登場です。

私の好きな名探偵 第5位

ブラウン神父 (1910~1935?) 作者:G.K.チェスタトン
※年代については、始まりを最初の作品「青い十字架」の発表年(1910)とし、終わりは最終シリーズ「ブラウン神父の醜聞」の発刊年としました。

ギャップ萌え。

「名探偵といえば?(複数回答可)」と聞けば、おそらくほとんどの人がこの名を挙げるでしょう。
丸顔で小柄なメガネをかけた神父さんで、いつも蝙蝠傘をもっている・・・そんなイメージですね。
温厚な、ともすれば、ぼんやりした、その外見と話し方。
しかし、事件を解明するとなるや、一転してその鋭い洞察力で犯人を突き止める。
”ギャップ萌え”が魅力と言えるのかもしれません、個人的に。

私とブラウン神父の出会いは、早いようで遅い、というところです。

名前だけはかなり前から知っていました。
小学校のころに買った”世界の名探偵”というような小さな本に載ってましたし、アニメの”パタリロ”に出てくる主人公パタリロの変装パターンにもありましたから。
でも、本格的に小説を読んだのは、結構遅かったようです。
手元にあった単行本の発刊年を見ると、1990年(なんと、480円でした!)、つまり私が1浪生のころですね。
子供のころからはまっていた、シャーロック・ホームズや3分間ミステリーシリーズでは飽き足らず、興味のあった、エラリー・クイーンやブラウン神父に手を出していたようです。
つまり、よく知っていた割には、結構遅くまで手を出していなかった、のにベスト5入りしたわけですね。

ブラウン神父が印象に残った理由は何か?

実は、先ほど出てきたエラリー・クイーンは、私の中のベスト5に入っていません。
同時期に小説を読み、どちらもそれなりに楽しく読んだにもかかわらず。
いったい何がこの2人を分けたのか?
私は”インパクト”だったと感じています。
では、ブラウン神父にはどんな”インパクト”があったのか?

それは、次回の講釈で。

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