私の好きなゲーム 第2位 シャロム 魔城伝説III 完結編 改定版

「趣味を作ること」が趣味のはしびろこうです。

魔城伝説 III 完結編 シャロムの改訂版

私の好きなゲーム 第2位の魔城伝説 III 完結編 シャロムの改訂版レビューです。
このゲームについては、
「あまりにも昔に、しかも一度だけクリアした時のおぼろげな記憶」
のみで第2位にしていた、という特殊なものでした。

このたび、プロジェクトEGGから提供され、検証プレイができるようになりました。
”果たして、あの時の「達成感と感動」は本物だったのか?
一通りのプレイが終わり結果が出ましたので、それをご報告します。

このゲームは、ちょっと特殊なアドベンチャーゲームです。

広大なマップをくまなく冒険し、最終目標を達成すべく、知恵を絞って難関を突破していくというものです。
ゲームの導入部分にしても、当時としては斬新だったかもしれませんが、今となってはありふれたものと言えます。
さらに、最初のころはノリも軽く、もしかすると「痛い」とすら感じられる所もあるかもしれません。
しかし、物語が進むにつれて、主人公は否応なく、しかし自然に自分の果たすべき使命に目覚めていきます。
中盤を過ぎたころから、展開は初期のころとは比べ物にならないほどシリアスとなります。
終盤に起こる数々の悲劇を乗り越え、ついに使命を達成した主人公。
そのとき彼は、彼一人だけでこの試練を乗り切ったのではないことを悟ります。
すがすがしく、心温まるエンディング
ここで感じたもの、これが長年忘れたようでありながら、私の中にずっと存在し続けてきた、「達成感と感動」だったと実感しました。

ゲームは楽しくなければなりません。が

しかし、”ただ楽しいだけ”ではないほうが、より大きな喜びを与えてくれるのかもしれません。
プラスアルファーとして、作者からのメッセージがあったり、ちょっぴり悲しい人生の現実をみせてくれたり、そんな中にちょっとした希望を見せてくれたり…
そういったものが、プレイヤーの心に触れたとき、より大きな満足感が得られるのではないでしょうか。
新しいゲームで、気に入ったゲームを探して購入することで、ゲーム会社を応援する事も大事です。
しかし、こういったレトロゲームを発掘して、それに対して相応の対価を支払うことで、
「ゲームが売れるためには、なにも美々しい事が必須なのではない」
「昔のゲームの中に、今楽しいゲームを作るための何かがあるかもしれない」
というメッセージをゲームに携わる方々にお伝えするのも大事かもしれません。
今回の私の好きなゲームベスト5を通じて、そんなことを考えました。

次回のゲームレビューからは、兄弟サイトの「ゲームが好き!」の中でシャロムやオホーツクに消ゆの攻略情報や、その他レトロゲームの情報をお届けする予定です。
あと、本家のこのブログでは、”私の好きな○○”の第2弾を開始する予定でもいます。
○○に何が入るかは、お楽しみということで。

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