東芝 REGZA RD-Z300 感想・活用(入門)編

ようやく東芝REGZA RD-Z300の感想ですが、最初はとにかく”複雑で難しい”でした。
まあ、最初は番組表がダウンロードされていないので、番組表からの録画予約ができなかったのもありますが、マニュアルで録画のチャンネル・時間を指定するためにどのボタンを押せばよいかわからなかったんですね。
外部入力に切り替えるのもどうしたらよいのかかなり迷ってしまいましたし。(ちゃんとマニュアルに書いてありますけどね。)
結局最初の録画(昔ビデオテープに録画したものをREGZAに録画する)は画面を外部入力に切り替えて、録画ボタンを押して録画を開始して、終わるのを待ってストップという、とっても原始的な方法をとりました。
その後、スタートメニューから予約一覧に行く方法を見つけて、そこから新規予約をすることで、自動的に録画がストップするようにはできました。
このとき、録画開始時間を現在の時間から1~2分後に設定して、かなり余裕を持って長めに録画を設定し、REGZAで録画が開始されてからビデオデッキの再生ボタンを押し、録画したデータを後で編集するというようにしています。(今のところ、この方法以上によい方法は考え付いていません。)
ただし、編集にかかったときにまたまた苦労しました。
RD-Z300にはいくつかのメニューがあります。
スタートメニュー、クイックメニュー、録画したもののサムネイル上で決定を押したときに出てくるメニュー(決定メニューとでも呼びましょうか)です。
スタートメニューはどのナビでもそのボタンを押すと初期画面とでもいうもの(電源を入れたときの画面。通常であれば番組が移ります。)に切り替わってから特定のメニューが出てきますので、それほど混乱はしません。(間違って押すと、今選択していたナビが強制的に終了してしまうのでちょっとびっくりしますが)
ここで出てきたモードというのは、編集ナビ・番組ナビ・見るナビのことで、それぞれリモコンのボタンを押すことで選択できます。
まあ、どのナビがどの機能を持つかは~~ナビの~~のところを見ればわかると思います。
問題は、現在選択中のナビによってクイックメニューの内容が変わることと、決定メニューとクイックメニューのどちらで今やりたいことができるかを覚えていないといけないということです。
RD-Z300にはマニュアルが薄いもの(準備編)と厚いもの(操作編)2冊があります。
大抵は操作編に書いてありますので、そちらを隅から隅まで読んで、今行いたい操作の方法を探すことになります。
もちろん索引はありますが、今行いたい操作が索引中でどの言葉に当てはまるかわからないことが多いので、結局すべて読むことになるでしょう。
ただし、マニュアルはいろいろな項目に分かれていて、今行いたい操作について絞り込めるようにはなっているので、運がよければそこだけを見て対応できることもあります。
さらに、今やってしまった操作をキャンセルしたいとき、“戻る”と“終了”の2つのボタンがあり、どちらを押すのか迷うことがあります。
さらに、“戻る”、“終了”が「完了」の意味(つまり取り消さずに操作を終えること。つまり「決定」に近い)となることもあるので、注意が必要です。
さらに、フルリモコンとシンプルリモコンの2種類があり、場面によって使い分けてくださいということなのでしょうが、シンプルリモコンでできないことはあってもフルリモコンでできないことはないので、どの道フルリモコンだけを使うことになるでしょう。
フルリモコンには上下左右のキーが2種類ずつ、同心円状に並んでいます。つまり、上のキーといっても、内側と外側の2種類があるのです。
もちろん内側と外側では機能が違うので、間違ったほうを押すと望むもの以外の結果になります。
Zガンダムの中でアポリー中尉は、三日もあればコックピットが違っても自分の手足にすることができるといっていますが、私はそうはいかないのでかなり苦労しました。
ただし、私にとっては初めての機体だったので、“前と違って混乱する”ということがなかったのが幸いだったと思います。
とにかくやりたいことをマニュアルで見つけてはやってみて、失敗してはやり直すことを続けること1日、かなり慣れてしまえば、複雑=多機能と感じるようになり、それを長所と認識するようになっていました。
使い始めて、特に編集のところで混乱している方に二つアドバイス。
チャプター編集中にあるチャプターを決定ボタンで選択すると、チャプターの始めと終わりを少しだけ自動でプレイします。この間は操作不能なので、この間に早送りとかカーソル移動とかしても反応しないのであわてないようにしてください。
プレイリストを作るとき、タイトルのサムネイルの上でモードボタンを押すとそのタイトル中のチャプターを選べるようになります。(チャプターを選んでいるところでモードボタンを押すとタイトルを選択できるようになります。)
このタイトルというのは、録画したものひとかたまりや、自分で編集してまとめたもののことで、チャプターの集まったもののようです。
また、チャプターというのは市販のDVDを見るときにメニューの中に出てくるのでおなじみだと思いますが、一連の映像を小分けしたものになります。(本で言う章にあたりますでしょうか)
このチャプターやタイトルの中から必要なところだけをくっつけたものがプレイリストになります。
つまり編集作業は1.録画したものをチャプターに分けたりくっつけたりする。2.必要なチャプターをプレイリストにまとめる。という作業になります。
プレイリストにしてしまえば、DVDやHDDにダビングができます。
注意が必要なのは、プレイリストは元の画像(オリジナルと呼んでいるようです)に依存しているので、元の画像がなくなればそれもなくなります。
HDD上で、編集したプレイリストの映像だけを残してオリジナルを消したいのであれば、プレイリストをHDDにダビングして(ダビングした画像は新たにオリジナルになります)やらなければなりません。
すごく長くなりましたが、結論としては
「慣れればものすごく便利に使える(慣れるまでが大変だが)」
ということです。(ほかのものを使ったことがないので比較できませんが)
次はRD-Z300の活用・応用編をお送りする予定です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です