山種美術館 浮世絵入門

今日は、これまた以前からごひいきにしている、山種美術館に行ってきました。
今は”浮世絵入門”という特別展示をしています。
浮世絵入門 パンフレット
浮世絵なんて高校の美術の時間に見ただけの物だったので、とってもフラットな気持ちで出かけたのですが、とってもすてきな出会いができました。
一言で言うなれば、”極限の表現”。
狭い空間に出来るだけ広い空間を表現するための、ぎりぎりの工夫。
さらには、2次元で3次元を自然に感じさせる絶妙な配置・線描。
あり得ないのに、なぜか自然だと感じる形。
最小限の描画なのに、不思議と動き出す人物・風景。
とってもカラフルなのに、よく見ると限られた色数。
関わった人たちの、極限まで突き詰めた執念のような物を感じました。
本当のすてきな出会いは、じつはその後やってきたのですが、それは別の記事で書きます。

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